Seriously?

ひとりごとです

映画 ■■レディ・プレイヤー1■■

2018年05月08日 | 映画
面白かった!
4Dで観たかったのだけど
3Dでさえない
いつもの2Dで鑑賞

これは本当に4D向けの映画だと思う
もう一回観ようかなあ...



映画 ■■レディ・プレイヤー1■■



一カ所、ちょっとストーリーを
追えなくなった所があった
やっぱりもう一回観るべきかな???

もう、散々みんなが
言い尽くしたことしか書けないけど…

感じたこと、3つある



1,全世代が楽しめる

ネトゲやVR
インスタやTwitterにハマって
うっかりすると
現実世界の方がおろそかになりがちな
若い世代の人達

生まれた時からデジタル・デバイスに
囲まれて成長してきた世代には
親しみのある世界だろう

バーチャルな世界の豊かさ
スケールの大きさ、刺激、興奮に
共感し憧れをもって観ていたのでは?



一方、ネトゲなんてやったことない
ゲームだって、PS2やDSから先は
やらなくなってしまった
私のような人間には
ちょっと縁のない世界



でも
80-90年代の映画やゲームで
おなじみのキャラクターが
本当にたくさん、チラチラと顔を出す

私たち中年世代が
若い頃に夢中になっていたアニメや
何度も見た映画の名場面への
オマージュが繰り返されて
「若い人達ごめんなさいね
元ネタ知らないと
ここ、分からないよね」
と思うシーンが次々に出て来て
ニンマリとしてしまう

版権使用量、相当高かっただろうな
と、思う

でも
みんな喜んで許可したんだろうな
というのが想像出来る
だって、あのスピルバーグだもの

「トゥーム・レイダー」の
ララ・クラフトや
キティちゃんまで出ていたらしいけど
分からなかった

やっぱりもう一回観る????



こんな風に
若い世代も、若くない世代も同じように
楽しめる作品になっていたのが
本当に見事

スピルバーグって71歳なんだ!
それでこんなに
若い人の夢中になるゲームにも
しっかり興味をもって理解して
題材に取り上げるのもすごいし
(私はもうついていけない)

若い人達にとって心地のよい
スリリングでスピード感のある作品を
次々に発表出来るのはさすが
天才なんだな

彼もきっと
神様からの使命をもって
この世に遣わされてきたに違いない
彼に憧れて何万もの人達が
映画の世界に入ってきて
新しいエンターテイメントが創造された



2,ネットは「変~身!」の場

人は誰でも
変身願望を持っていると思う
まあ、今まで言い尽くされたことだけど
ネットの世界というのは
本当に自分じゃない、他の誰かに
変身出来る場所なのだと思った

メインキャラ達が
本物の自分とは
見た目も、年齢も、性別さえも
全く違うアバターを選んでいるのが
共感してしまった
ちょっと悲しいような気もしたけど

アメリカ人のアニメファンの友達が
「日本のアニメの良いところは
主人公はたいていヒョロヒョロの
カッコ悪い奴なんだ
でもそいつがヒーローになって
世界を救うんだよ!」
と言ってた

「ああ、僕も変身出来たらなあ」
という夢が
ゲームの世界では実現出来るのだ
本物の自分よりも
もっともっとパワフルな存在になれる

ゲームだけじゃない
「こんな素敵なもの食べました」
「こんな素敵な所に行きました」
「こんな素敵なものを
プレゼントされました」
と、画像を加工して
ちょっと盛って
キラキラした自分をupし続けるのも
変身願望の現れだと思う

現実に自分が置かれている境遇に対して
「こんなはずじゃない」
「本当の自分はもっとすごいんだ」
という気持ちが強いほど
ネットにはまるんじゃないかな



あとね、オアシス創始者のハリデーが
「子どもの頃は『キモい』とか
散々言われたり
いじめられたりしたんだろうな~」
というオタクっぽい風貌の人で
それも良かった

「キモい」とか「オタク」とか
蔑まれ続けても
自分の好きな物への情熱を
追求していって
ついに世界中から
羨望の目で見られる存在に
なったのだから

大人は眉をしかめる
ゲームやネットだって
夢を叶える場所
オタクから偉大なるクリエーターに
変身させてくれた場所



映画によくあるパターンだと
こういうオタクは
敵が来たら一番に殺される存在として
描かれてばかりだったけど

髪の毛ボサボサでも
しゃべり方がモゴモゴしていても
夢と才能のある人は素敵だよと
今までと違う
ゲームオタクの描き方をしていたのが
嬉しかったです



そう言えば
メインキャラ6人中アジア系が2人いて
アジア系や黒人も
ストーリーの中で生存率がとても低いと
聞いたことあったけど
最後まで生き残ってて良かった



最後
「現実の世界の方がリアルだから」
と、「現実の生活を大切にしろ」という
結論に落ち着くのも
決して説教臭くなくてよかった

バーチャルな世界の魅力を
よく分かっているハリデーの言葉だから
良さを分かろうともしない年寄りが
「最近の若いもんは」と
一方的に説教しているのとは違って
重みがあるよね



3,日本人だから嬉しい

日本のものが
世界中の人から「いい」と言われるのは
嬉しいものだ
自分が作ったものではないくせに

今回
アメリカと日本のポップカルチャーが
隠れキャラのように
チラチラと出てきていたけど
他の国のものもあったのかな?

こんなに日本のものが入っていたのは
スピルバーグさんの好みなのか?
本当に日本のポップカルチャーは
世界を席巻していたのか?

取りあえず嬉しい
自分の手柄ではないが



出来れば
「昔の日本のポップカルチャーは
良かったよねえ」
じゃなくて
これからもどんどん良いものを
生み出して
世界中に発信していけますように

自分は何も尽力出来ないけど
とりあえず
オタクさん達への偏見を無くそう
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