Seriously?

ひとりごとです

不要不急のお仕事

2020年11月23日 | 日記

一時熱中していて

とあることがきっかけで
サーっと醒めていた
the pillows の
山中さわおさん
 
久しぶりに彼の言葉に
感化された
 
 
不要不急の外出は
控えて…と
繰り返し言われている今年1年
 
 
しかし世の中の人の半分以上は
不要不急のことを
生業にしていると思うのだ
 
芸術関係のお仕事
役者や歌手、演奏者
舞台の裏方さんたち
切符のもぎりしたり
会場掃除したり
売店で飲み物売ったりする人
 
美術館、博物館のスタッフ
 
テーマパークのスタッフ
観光地で働く人達
そして
観光地のホテルやレストランに
野菜や魚やお肉を卸している人達
食器を作っている人たち
お土産の伝統工芸品を
作っている人たち
それを売るスタッフ
 
よそ行きの服を作る人達
それを売る人達
 
ネイルや髪型を
綺麗にしてくれる人たち
アクセサリーやバッグを
作る人たち、売る人たち
 
 
随分前に見た
「出雲の阿国」のお芝居の
セリフを思い出す
 
「歌や踊りで
腹がくちくなるか?」
 
歌って踊ることを仕事とする
阿国を責めるのだ
 
歌や踊りが何の役に立つ?と
まずは衣食住に必要なものを
作る仕事をすることが
第一だろう?
歌って踊って
日々を過ごすのは辞めて
真面目に働け
と、説き伏せるのだ。
 
 
確かに歌や踊りを楽しんでも
衣食住は満たされない
 
一見、生きていくのに
何の役にも立たない
なくても生きていける
不要のもののように見える
 
ましてや今
歌や踊りを楽しみに行くのは
リスクが高く
感染者数を増やし
社会をますます停滞させてしまう
危険性がある
 
 
でも、人々が
不要不急の外出は避けて
ずっとずっと
引きこもっていたら?
 
芸術や観光やエンターテイメントを
生業にする人たちは
いなくなってしまうかもしれない
 
長い引きこもりから
みんながゾロゾロと
出てきた時は
街はすっかり彩を失って
いるかもしれない 
 
 
政府からの援助が
恐ろしく乏しい今
 
「生きていけないって言ったって
自分が好きで選んだ仕事だろう?」
と、冷たく突き放す人もいる
 
でも、そういう人たちは
「不要不急」と思われている仕事が
いかに大切か
見えないんだな
 
そして私も今は
自分の命を守ることだけで
いっぱいいっぱいになってる
 
 
何かできることを考えたい
 
例えば
今まで通っていた英語のレッスンが
オンラインになったことで
節約できた交通費は
エンターテイメント業界で
働く人たちに届くように使いたい
 
何ができるか
考えていきたい
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