Seriously?

ひとりごとです

映画 ◼️◼️君たちはどう生きるか◼️◼️

2023年08月17日 | 映画

最初のうちはすごく面白くて

絵も私好みで
綺麗で圧倒されてたのだけど
寝てしまった
 
 
映画 ◼️◼️君たちはどう生きるか◼️◼️
 
☆☆
 
 
寝てしまったから
作者の思いは
全然受け止められなかった
と思うのだけど
 
少ない鑑賞内容から
あーでもないこーでもないと
考えるのが面白かった
 
 
ネタバレ感想
 
「君たちはどう生きるか」は
同名の小説を
原作にしているのだろうと
思っていたら違った
 
私が感じたこと
 
少年と継母が迷い込んだのは
黄泉の国の
入り口だったのではないかな
 
戦時中という
生と死の間の境界線が
限りなく薄くなって
本当にいつ死ぬかわからない
生きてるのか
死んでるのか分からない
 
母の死と
母の妹の中に宿った
新しい生命を
複雑な気持ちで見ながら
新しい学校に馴染めず
なぜ生きていくのか
希望が見出せない時代
 
そんな混沌とした世界を感じた
生と死は表裏一体
あの世とこの世も表裏一体
現実と夢も表裏一体
そんな境界線が曖昧になって
限りなく近くなって
ぐるぐる混ざっている所に
少年と継母は
生への意思が弱くなったり
不安がつのったりして
巻き込まれて
しまったのではないかな
 
トトロは子どもだから見えた
世界だったけど
この作品では
心が弱っている人
「どう生きるか」という質問に
堂々と答えられない
危うい精神状態の人が
入り口への切符を持っていたのでは
ないだろうか
 
おばあちゃんは
年齢的に「死」に近かったから
入れたのだ
でも、精神的なエネルギーは
誰よりも若々しかったから
飲み込まれず
しっかり案内できていたのだろう
 
 
そして当時は
怪しげな言い伝えや
怪奇的な自然現象に対して
科学的に「いやそんなはずはない」
客観的に見る力が弱く
登場人物が全員
スッポリと
オカルトっぽい妖怪の世界
空想の世界に
ハマってしまったのではないかと
思う
 
 
アオサギやペリカンやインコなど
鳥がたくさん出てきたけど
それぞれ何を象徴しているのか
寝てたのもあって
分からなかった…
 
 
とまあ、いろいろ考察するのが
楽しい映画だと思った
 
 
好みが大きいと思いますが
声優さん達がみんな棒読みで
感情はあまり揺さぶられなかった
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