ほんわか猫な日々

猫の里親探しやTNRの事などを書いています

何の試練?

2020-05-08 21:00:00 | TNR


4月25日 土曜日
土曜日は毎週 毎週仕事のように
TNR現場で捕獲なんですが

25日 本当なら横浜で ゆずさんのコンサートだったネーネ20才のお誕生日でしたので
コロナで楽しみにしていた ゆずさんのコンサートに行けないネーネの為に
マリママ 恒例ケーキ作りがあったので

そらママ ピンでの捕獲作業で2頭の捕獲を完了しました


が! 1頭三毛さんが ガリガリでとても弱っているように見え
手術はとても無理と思い
ケージに移動させてもご飯も食べられない状態で
治療するにも まず血液検査は必要になるだろうし
現場で決定権のある方に相談してからと
そらママが強制給餌をしていましたが
静かに 本当に安心したかのようにとても静かに 息を引き取り おでんちゃんの事に引き続き また辛い見送りになってしまいました

この報告に現場に行くと 若い夫婦のご主人さんがいて
話しをすると その三毛さんは
何日か前からはフラフラだった
おでんちゃんの事も含め
決定権のある人には 言わないで欲しい 可哀想 可哀想と云って悲しむからとの事で ここで揉め事を起こすと まだいる未不妊の猫さん達のTNRが進められなくなるので
ぐっと我慢しましたが

私達が辛くて悲しくないとでも?
その可哀想な猫達を生み出したのは誰?
放置すれば 可哀想な猫が増えていく一方ってわかってた?

特に おでんちゃんは現場で産まれた猫さんらしく初産と言う事までわかっていて
私達でも全然触る事が出来る猫さんなのに
私達が現場入りした時 触る事の出来る猫さん数頭不妊してあって
なんで おでんちゃんは妊娠する前に避妊しなかった?

なんで食べない三毛さんが自ら捕獲機に入った?
そこで自分の存在を無視している人間達の中で消えていきたくなかったからじゃないのか?


増やしたいなら 少しでも猫の生体について考えようよ
お家の中で守ってあげられない子は 虐待 連れ去りの可能性を含んでいるので 人間になつかさないで
言いたい事は山ほどありますが
言ってわかる人なら 私達ごときが言わなくても ある程度の事はしてあるでしょう

餌やりさん 決定権のある人
若いご主人
誰もあてにしてはいけない

私達に与えられた試練と思って
まだまだいる猫さん
そして 産まれているだろう子猫
を1日でも早く少しでも生きやすくしていこうと思います

けどさ いったい何の試練なんだ?
ふぅ~


ママーズ



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心に刻め

2020-05-07 00:09:29 | TNR


TNR現場から18日に捕獲をして
別件ギジトラさんが出産寸前だった事に参っていて そらママプロダクションで出産してもらう事にした 茶白猫さん

餌やりさん お気に入りの猫さんでしたので 名前を聞いてみましたが
名前はないとの事でしたので
勝手に「おでんちゃん」と名付け
産まれてくる子猫には
竹輪ちゃんやら はんぺいちゃんやら おでん具材の名前をつけようと決めて お乳が沢山出るように
フードも準備していました

20日おでんちゃんに出血があり
ケージ内にペットヒーターを仕込んだ段ボールを入れ

まだ来たばかりで 私達がいない方が安心して出産出来るだろう
明日の朝には子猫が産まれているだろうと思い翌朝 そらママと
おでんちゃんのいる部屋に行くと
子猫が2頭 トイレに産み落とされていて
おでんちゃんは 隅の方で小さくなっていて
大変な事が起きてしまったと
子猫をトイレから出すと 既に冷たくなっていて 手遅れだと落ち込んでしまったのですが
1頭の子が かろうじて心臓なのか?動いていたので
まだ体についていた膜をはがしながら必死に温めると 鳴いたので
おでんちゃんに授乳を促しましたが 全く授乳しようとしてくれず
また 温めながらシリンジでミルクを与え
このまま保温だけして仕事に行くもできず
そらママが仕事を休んで 病院に走り 預かってもらう事になりました

で 出産した おでんちゃんなんですが 出産を終えたのに様子が変に思え
まさか まだお腹にいる?っとネットで調べると 三時間で産み終わり
それ以上かかると 母子共に重篤な状態になるみたいに書いてあるので
怖くなり 急遽おでんちゃんを病院に連れていき診察すると
やはりまだ2頭お腹の中にいる事が判明しました

また 今朝のような事態になる事を恐れ なんとか(帝王切開)取り出す事ができないか?ドクターに相談しましたが まだまだ未熟で産まれてきてはいけないようで
お腹の中で育つよう そして おでんちゃんが無事である事を祈るしかなく
慎重に出来る限り目を離さないよう気をつけるしかできない無力感でいっぱいになりました

唯一 病院に預かっている子猫が頑張っていてくれる事が救いでした

まだまだ産まれてきてはいけない2頭なのに
翌日の夜 破水があり ミルクがない事に気付き慌てて買いにいき
真夜中に出産しましたが 死産という あまりにも残酷な結果で
おでんちゃんも 自分が悪い事をしてしまったと思うような
隅のの方で小さく 小さくなっていて
見るのも辛かったですが
頑張ったね 偉かったね 助けられなくてごめんねと
誰よりも お外で妊娠して 痛い思いをして出産した おでんちゃんが一番辛いに決まっているのですから 褒めて 励まして おでんちゃんを きちんとケアしようと思いながら
病院にいる子猫を連れてきて自分達で授乳しようと決めまして

朝になってから病院に連絡すると
その子も朝早くに亡くなってしまったと……

産まれたら育っていたかもしれない子達を堕胎して
産ますと決めた子猫は産まれてすぐ亡くなって
私達は一体何をしてるんだろう
もしかしたら 凄く間違った事をしてしまったのか?
悲しくて 辛くて やりきれない思いは どこにもぶつけられず
これから どうすれば良いのかさえ
わからなくなってしまって

毎年 毎年 沢山の子猫が産まれてきますが
誰も知らないところで沢山の子猫が亡くなり おでんちゃんのように辛い思いだけが残る母猫もいるのだろうなと思うと
やっぱりTNRが必須の結論になるのと

目の当たりにして 本当に保護されて里子に行ける猫さん達は
一握りの奇跡なんだと思いました

おでんちゃんが私達に伝えたかった事が何だったのかは まだわかりませんが

おでんちゃんに起きてしまった悲しすぎる事は
しっかりと心に刻みたいと思います


ママーズ






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別件も

2020-05-06 23:43:34 | TNR
そらママ マリママ2人では ちょっと いやいや かなり厳しいTNR現場にかかわり

ここ以外の猫事は出来るはずがないのですが
ここの猫だけ増えなければいいは違うと思うので

別件でも2頭のTNRを完了させました

キジトラ2頭


オス メスで メスは妊娠していて
捕獲機に入っている事もあって私達 素人目にはわからないぐらいでしたが
産まれる寸前だったようで
心が痛みます

触れない猫さんを捕まえるのは難しいと思います
また捕まえる事ができたとしても
触れない猫さんは 不妊できない獣医さんもいて
ネットに入れてとか
いつ捕まえられるかわからないのですが予約が必要だったりとかで
不妊をしなければ増えてしまうとわかっている餌やりさんもいる

猫広場の猫にご飯を与えていた方は 既に11頭の猫を自宅に入れ
不妊や治療をしてきて 資金的にも
これ以上自宅に入れるのは無理状態になっていて
私達が声をかけた事に凄く喜んでくれました

子宮蓄膿症だった現場の餌やりさんは どうやって捕まえて どうやって病院に連れていけばとまさに悩んでいた最中で
かけがいのない事をしてくれたと云ってくれました

みんなが みんな無責任な餌やりではないと 気付かされ

こういう人達が相談できる窓口がハッキリとわかる仕組みがあれば
妊娠する前にもっとTNRが出来るんじゃないのかな?

これ ちょっと保健所に聞いてみる事にしよう


ママーズ


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