先だって中古で購入したアコギ、Headway HCL-35ですが、12フレット付近にピッチの良く無い箇所があったのと、僅かな1フレットの押さえにくさにリペアーに出してみようと考えました。
山梨県南部町に腕利きのリペアーマンが居るとの情報を得ました。
南部町は富士市から1時間もかからない距離で、日帰り温泉等、頻繁に訪れる土地です。
腕利きのリペアーマンがいるのは、
F-ROOTSと言うギターリペアー工房です。
国道52号線沿いにあるラーメンの名店
「峠のラーメン」の少し南に位置します。
工房を訪問し、ギターの状態を説明してリペアーをお願いしました。ブリッジとナットを交換しつつ、調整を行うとのことです。
F-ROOTSのご主人、佐野勝也さんの勧めるビンテージボーン(オイルを圧入した牛骨)のブリッジとナットに交換してもらいます。
リペアー期間は2週間との事で、ギターを持ち込んだのが1月19日でしたので、キッカリ2週間で仕上げていただきました。
ピッチの調整を行うために、ブリッジが芸術的に削られて磨かれています。
本日、受け取りに行ったのですが、仕上がったギターを試奏してビックリ!
もともと小ぶりなギターで、ネックも細く弾きやすいギターでしたが、それにも増してさらに弾きやすくなりました。
これは、素人にもわかるほどの差だと思います。
ビンテージボーンのブリッジとナットの効果で、音がしっとりとマイルドに響くように変わりました!
やはりF-ROOTSさん、凄腕です。
そして、ご主人の佐野勝也さん、ユーモアたっぷりでお話が面白く、会話しているとアッと言う間に時間が過ぎてしまいます。
大したPR活動はしていないそうなんですが、その凄腕は口コミで広がり、リペアーの依頼は後を絶たないようです。
こんな身近に、凄いリペアー工房があったなんて驚きです。