<ツイーターの調査>
エンクロージャー から取り出したツイーターの画像です。金属ネットは外してあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/db/cfff20b4baa9babdf52f23657fb42528.jpg?1680585284)
ツイーターの振動板には、比弾性率の大きなドーム型チタン金属が採用されています。この振動板を覆うように、頑丈な金属カバーがネジ止めされた構造になっています。この独特の構造は、薄くて脆いチタン金属を保護する目的のようですが、こんなにシッカリ金属に覆われていて、キチンと音が出るものなのでしょうか?
ツイーターのインピーダンス特性を示します。共振周波数fsは3100Hzでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/56/2b2eb7f5b7d1c91a5f674da610473364.jpg?1680663702)
ネットワークを付けずにユニット軸上30cmでのSPL(出力音圧)の周波数特性を測定してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/36/ab48cdb39249f583b4c0fe8033671954.jpg?1680585373)
振動板が頑丈な金属カバーに覆われていても音は出ています。 5000Hzより低い周波数では、音圧が大きく低下しています。
>> レストア後の総合特性編に続く