What a wonderful day !

ダイアトーン DS-66EXのレストア(11) レストア後の総合特性編(2)

レストア後の総合特性編(2)
<最終総合特性>
スピーカの最終的な総合特性は、 ツイーターとミッドレンジの中点の軸上60cmでのFar field特性と、バッフルステップを考慮して4π空間に変換したNear field特性とを350Hzでマージして表示しました。

数百Hz近傍、及び数千Hz近傍で2〜5dB程度の音圧低下が見られるものの、思っていたよりはずっと平坦な周波数特性が得られました。
最終的な再生周波数帯域は、
60Hz〜20kHz(±3dB)、
40Hz〜20kHz(±10dB)
となりました。
姉妹機のDS-77EXでは、公表されているの音圧周波数特性から、55Hz〜20kHz(±3dB)、40Hz〜20kHz(±10dB)程度と推察されます。従って、今回のレストアしたDS-66EXの周波数特性は妥当のように思います。

DS-66EXの真価を実感するには”音量を出せる空間”が必要かとは思いますが、しばらくは、お気に入りのバッハ、モーツァルトなどのクラッシックを中心に楽しんでみたいと思います。

>>続く
DS-66EXのネットワークを最適化したらどうなる?

★ユニットプランジの手入★
所有するDS-66EXのエンクロージャーは比較的きれいですが、アルミダイキャスト製のウーハー、ミッドレンジ、ツイーターの取付フランジは、サビが出て見苦しい感じです。研磨剤の入ったコンパウンドで擦っても取れません。そこで、思い切って耐水ペーパーでサビを取ることにしました。
①#1200の耐水ペーパーで、水を付けながらサビが削れて無くなるまで気長に磨く。
②耐水ペーパーの傷が残るので、ピカールラビングコンパウンドを布につけて磨く。
③最後に、ピカールネオで仕上げ磨きをする。
こうすると、光の反射によっては磨き傷は多少残りますが、見違えるように綺麗になりました。各ユニットをエンクロージャーに取り付けると、遠目で見るせいか更に綺麗に見えます。プランジが輝いて新品のスピーカのようになりました。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「往年の銘スピーカのレストア」カテゴリーもっと見る