たとえば模型道楽

1/35 RSO

東部用軌道式牽引車。トミー(元MAX、イタレリ印で再販)の傑作キット。古いので、弛みのキツイキャタピラが固い樹脂製なのは致し方ない。そこは、かゆい所に手が届くカステンに頼れば解決出来るので、もし持っている方は早く作ってしまいましょう。前と後ろが判り難い所と、運転室の床と側の合いがきつい所に注意すればサクッと組めるし形も良い。せっかく乗員を乗せたのに透明部品は年相応に厚く、よく見えなくなった。気になる方は作り変えればよろしいかと。なんとかの一つ覚えで幌はティシュペーパーで作ったが、横着して枠をプラのままでやったら冶具で形を決めていたのに少し歪んだ。紙の縮む力は相当なもんだな。更に足は1本折れるしで、面倒がらず枠を真鍮で作り直したほうが結果はよくなったかもしれない。尚、本物もかなりいいかげんな造りではある。

Img_0537Img_0530

東部戦線用ということなんで、泥、土が付いてないといけないかと思い、引き出しを漁ったら、やはり有ったぞ、ピグメント各種。パステルは昔から使っていたので、こういう粉類は周りに飛び散る、触ると落ちるなど、あまり扱い易くないのは承知。だから、買ったけど出番無しだった奴らを今回は試してみた。定着についてはアクリルシンナーで相当行けるが、飛び散るのはどうしようもないね。発色が良いのはさすがで混ぜ混ぜも可能、ただ、泥は泥を呼ぶようで、隣に置く物も同じ様にしてやらないと見た目が良くない。引っ張り出してきたネーベルベルファーにも慌てて粉をまぶしたが、あまり使い過ぎると汚いだけになるしで、もう少し修行が必要だ。地面付で飾る模型ならこれで汚すのは有りだと思う。

Img_0532Img_0535

遠景に使ったのはタミヤのグランドスツーカ(Sdkfz251D)。人はトラペのカール用から、1/32位の大きさ。迷彩を水性で吹いてみたが、気温とか慣れのせいも有るかと思うが、ラッカーで同じように塗ったIL2の方がずーっと綺麗に吹けた。これも、更なる修行が必要だ。この年で修行だらけなのはかなり気が重いのだが、この道楽のいい所は王道が無い所なので遊びながら覚えていこう。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「AFV」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事