清水小マーチングバンドにご入団をお考えの保護者のみなさんから多くご質問をいただく、『当番』と『担当楽器』についてご説明いたします。
まず当番についてです
当番は通常、全ての保護者に回ってきますが、仕事をしている保護者さんの中には、当番できるのは土曜日の数時間だけとか、それも難しい方はイベントの時にお手伝いをするだけとかの方もいらっしゃいました。まずはお子様の『マーチングをやりたい』という気持ちを優先していただき、当番については他の保護者さんとご相談していただければと思います。
「当番たいへんだよ。」とおっしゃる方が多くいらっしゃるのも承知しております。それはきっと、仕事で当番が出来ない保護者さんが多くなれば自然と、仕事をしていない保護者さんの出番が増えてしまうということから来るものだと思います。
私は息子が現役時代、仕事を持っておりませんでしたので当番でもないのにしょっちゅう顔を出していましたそれはただただ、『音楽が好き、マーチングが好き、一生懸命練習している子供たちが見たい!』という理由からでした。
そんなふうにハマってしまうのは私だけではなく、自分の子供が卒業してしまってもなお清水小マーチングに関わり続けている保護者さんはけっこういらっしゃいます。
今後もそんなOB保護者さんを当番に割り当てるなどして、現役保護者さん一人一人の負担を減らす努力をしたいと思います
次に担当楽器と練習についてです
入団していただいたお子様にはまずトランペットの練習用マウスピース(唄口)を購入していただき(プラスチック製300円程度)、金管楽器の基本的な音の出し方を学んでいただくと同時に、スネアドラム(小太鼓)のスティック(バチ…マーチングで貸し出します)を使って打楽器の基本的な叩き方やリズムを学んでいただきます。
その後、マーチングで使用する全ての楽器をお子様本人に体験していただき、パートが決定するのですが、入団前に憧れていた楽器とは違う楽器を選ぶ子も多くいます。
その理由としては、今まで知らなかった楽器をよく知ることによって他の楽器に興味が移ってしまうとか、好きな先輩がいるパートに行きたいとか、演奏しやすかった(簡単に音が出た)などがあります。
金管楽器は、笛やハーモニカなどのように少し息を吹き込むだけですぐに音が出るものではありません。唇を振動させたり効率よくたくさんの息を吹き込む必要があります。しかも、楽器によってマウスピースの大きさ、息を吹き込む時の抵抗感などが違いますから、お子様ご本人の特性などから吹きやすい楽器が決まります。もちろん、打楽器にすばらしい才能を開かせる子もいます。
希望楽器があること自体は良いのですが、その楽器だけに執着せずいろいろな楽器に触れていただけたらと思います。その結果、希望していた楽器を担当することになるならなお良いと思いますし
余談ですが、清水小マーチングバンドでは毎年新しくメンバーを編成しますので初めに担当した楽器をずっと担当し続けるとは限りません。とは言ってもほとんどの子が同じ楽器を担当することになるのですが、中にはトランペットチューバ(楽器紹介のページはコチラ)に転向した子もいます。もちろん本人の意思を尊重するので、編成の都合から無理やり転向を迫るなどということはありません
練習は…厳しいのでしょうか…甘いのでしょうか…
清水小マーチングバンドには常任講師がいません。つまり『先生』と呼べる方が主導権を握って練習をしているわけではありません。もう何年も清水小マーチングを応援してくださっている講師の先生をお招きしての特別練習も年に数回ありますが、普段の練習は部長、副部長のリードで進められます。土曜日や季節ごとのお休みには吹奏楽部で活躍中のOBも練習を見に来てくれます。
練習時間は通常、月・水・金の放課後と土曜日ですが、大会が近くなると練習日が追加され休日を返上する場合もあります。保護者さんにとってはお子様の体調や勉強への影響が懸念されるところだと思いますが、OBの中には楽器を始めて身体が強くなった子や、学業も手を抜かずF高校・T高校・H高校といった進学校へ通う子も多くいます。中には「どうせ家にいたってゲームやってゴロゴロするだけだから練習があった方がいい」とおっしゃる保護者さんも過去にいらっしゃいました
いろいろ書かせていただきましたが、一番大事なのはお子様の『マーチングやりたい』という気持ちです。
それでもご心配でしたら、正式な入団の前に団費無料の『仮入団』という期間も設定されていますのでぜひご利用ください
清水小マーチングバンドOBで構成される『SPMBフレンズ』では現在、清水小マーチングバンド卒団生以外からの新入団員を募集しておりません。