９月病。放電、充電で切り抜ける。

午前中、休みだったのでビーチでダラダラした。

そのおかげで、午後からの仕事が意外とはかどった。



今年も使い倒したカヌーを洗い、ワックスをかけたところ輝いた。

褪せたボディーがピカピカ。

ご老体のカヌーが若返った気がした。

今までやってなかったのなら、私からすべきだ。そう思った。



来年の夏に向けての新たなイベントもアイデアが湧いた。

金はないが時間はたっぷりある大学生に着目し、

どんなイベントが可能か悩んでいたところだった。

ビーチを使った、とにかく何でもいいからやれる競技。

ありふれたものではない、少々バカげたものが欲しい。

まだまだ考えないと。



本当なら３連休くらいもらって、グダーッとしたい。

５月病ならぬ、９月病。

シーズンを終え、緊張の糸が切れた状態だから。

でも、秋なら秋で、これからできることを新たにやる、

そういうシーズンにしたい。



こんな風に気持ちだけ高まると、怪しい。逆に怖い。

しっぺ返しが来そうだから。

だからなるべく落ち着いて考え直すことを忘れない。

有り余った時間。自分を振り返る。

休みの時間。

この夏、働き続けたビーチに来てみた。



熱く、足掻きながら、ない知恵絞って手探りで乗り切った夏。

事故なく、無事に乗り切れたのは、何よりよかったと言っていいだろう。


では、仕事は何点だったか。


卑下ばかりしてもつまらない。

その時の、自分なりのアイデアで挑戦してきたから、

赤点にはできない。してはいけないはずだ。


段取り、言葉…

それなりにやれたように思えていたが、

時間が経ち、冷静に振り返ってみると、

まだまだ不十分だったと思えてくる。


おまけに、あれだけ忙しかった夏が終わり、

またしばらくはデスクワークに専念だ。

何とも言えない虚無感。

時間だけは十分あるのに、

魂が抜けてしまったような感覚。

振り返りも、もしかしたらネガティブなことばかりに

なるのかもしれない。


でもそれも仕方ないのだろう。

後はゆっくり心と体を休めて、リフレッシュして、

新たなものを考えて励めばいい。