いっぽいっぽまたいっぽ

今年度45歳。15年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

再会前夜。地元スナックにて。

2013-09-27 07:19:35 | 日記
地元で、かつ同じ地区に住んでいるTさんから、

「別れて1~2年ならワシも何も言わない。
別れてまだ3カ月?
9年も付き合ってて?
彼女は悪くないんだろ?
後悔はしてないのか?」

と、言われた。
いろいろ喋る私に、

「結局のところ、お前は彼女が好きなのか、嫌いなのか?」

そこに尽きるらしい。
よく聞くようなセリフだが、いざ言われると正にそれだと思えた。

すぐに返事が出来なかった。
いいところも悪いところもある。
彼女の全てが好き、と言えない以上、
好き、という言葉が言えなかった。

代わりに、奥さんのことが「好き」と言うTさんに、
どこが好きなんですか?と聞いてみた。

すると、
「第一印象よ!」と、当たり前だろーと笑われた。
「お前も彼女を好きになったから、付き合ったんじゃないのか?」


その通り。


「親と揉めても、どうせ親の方が先に死ぬ。
ワシは親に認められなくても、嫁を引っ張って連れて帰るつもりだった。」

その言葉にガツンときた。
そこまで男が思ってくれる女は、すごく幸せだろうなと思えた。

私は、彼女の親が最終的に認めてくれなかったら、
諦める決心をして臨んだ。
闘うスタンスが、最初から違っていたんだ…

私にも、それくらいの覚悟や度胸が必要なんだ。
体裁を気にしたり、いい人ぶったり、利口になろうとしたり、
そういう自分可愛さゆえの防御のせいで、
本質が見えなくなっていたんだ…

分かりやすくていい、バカでいい。
でも、男として、やれることに全力でぶつかる。
その方が自分がすっきりする。
いわゆるストレスは、それが出来ないかららしい。

「反省はしていい。でも後悔はするなよ。」
後悔しても、前に進まないから。
すごくよく分かる。

そしてすごく、自分が楽になった。
後悔しないよう、頑張ってみようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする