夏休みの宿題として、ただいま『毒キノコのお話』を翻訳中。プロコフィエフの短編のなかでは最も長いお話ですが、文体は平易で、子供向けに書かれたもののようです。
少女ターニャは、いたずら盛りの5歳。赤い毒キノコを拾って家族に怒られても、まだ懲りません。数日後、チョウチョを追って迷いこんだ森で、再び赤いキノコを見つけます。するとどうでしょう。そのキノコは言葉を話し始めました。その「ベニテングダケ17号」に導かれ、ターニャは地中深くにあるキノコ帝国へ……。
ロシアの民話のような展開ですが、大団円のハッピーエンドでは終わらないのです、これが。子供の夢を平気で打ち砕く!(笑)。この突き放し方は、ほかの短編にも共通するものですが、さすがにこの作品では、ちょっぴり慰めが用意されています。
さて、このお話は4場面からなり、ターニャをはじめその家族、キノコたちなど個性的なキャラクターが登場します。ひょっとしたら音楽劇を想定していたのかもしれませんね。
少女ターニャは、いたずら盛りの5歳。赤い毒キノコを拾って家族に怒られても、まだ懲りません。数日後、チョウチョを追って迷いこんだ森で、再び赤いキノコを見つけます。するとどうでしょう。そのキノコは言葉を話し始めました。その「ベニテングダケ17号」に導かれ、ターニャは地中深くにあるキノコ帝国へ……。
ロシアの民話のような展開ですが、大団円のハッピーエンドでは終わらないのです、これが。子供の夢を平気で打ち砕く!(笑)。この突き放し方は、ほかの短編にも共通するものですが、さすがにこの作品では、ちょっぴり慰めが用意されています。
さて、このお話は4場面からなり、ターニャをはじめその家族、キノコたちなど個性的なキャラクターが登場します。ひょっとしたら音楽劇を想定していたのかもしれませんね。
なんとか公開できるよう頑張ります!