1月25日(火)
朝9時頃に東近江保健所から、聞き取りの電話がかかってきた。
どうやら発熱した20日を起算日として、10日間の療養となるようだが、
「自宅療養という形でよろしいですか?」
と言うので、
「家には母親も居りますし、Dr.からは基礎疾患があるから入院だろうと言われたので、自宅療養には不安があります。
せめてホテル療養になるようコントロールセンターに言ってもらえませんか」
とお願いしたところ
「それでは、その旨をコントロールセンターに伝えますので、連絡をお待ちください」
で、保健所からの聞き取りは終了。
滋賀県のコントロールセンターから電話があるまで、旅の写真整理に没頭する。
お袋も何故か張り切って

ハンバーグを大量に作り

シフォンケーキを焼いていた。
3時のおやつも食べ終わって、そろそろ記事でも書こうかとgooアプリを立ち上げようとした、ちょうどその時、
コントロールセンターから電話。
センターの看護師には、朝の情報が既に行っているが、確認するとのことで、また一から説明。
「今から検討しますので、一旦電話を切ってお待ちください」
ここまで説明して、やっぱり駄目ですとかは勘弁して欲しいなと思っていたが、2〜3分もかからずに再び電話があり
「承認されましたので、今からホテル入所の説明に移ります」
あちらでどんな協議があったか分からないが、あっさりホテル療養が決まった。
ホテルは、滋賀県某所にある誰でも多分知っている全国チェーンのビジネスホテル。
ここに19時20分入所で、到着15分前に指定の番号へ電話するようにとの指示。
ホテルのアメニティや洗濯機などが一切使えないので、タオル類や着替え、洗面道具やシャンプーなど、
それに忘れちゃならないのが血圧の薬。
あれもこれもとカバンに詰め込んだら、
「夜逃げでもするんですか」
ぐらいの大荷物になった。
出発する時、お袋は心配そうにしていたが、私はちょっとした旅行気分。
去年のあの日、やはり旅行でも行くような感じで滋賀県の車に乗り、隔離病院へ向かったお袋の気持ちと、
それを見送る私の気持ち。
今日、お互いが良く分かったと思う。
ホテルに着くと、常駐する医療チームの看護師から問診を受ける。
ここで

体温計 パルスオキシメーター バイタル記録表 部屋のカードキーなどが渡され、今後のやり取りはLINEを使うので、
各階にそれぞれ設定されたQRコードで、友達登録することになる。
医療チームは、このホテルのすぐ近所にある、滋賀県内では老舗の総合病院から全て派遣されており、なるほど
それでここのホテルか・・・
渡された資料を見ると、このホテル療養は滋賀県からJTBが一括で請け負っていることも分かった。

建物自体はまだ新しいので、生活する分には快適な環境なのだが、特殊な事情があるので、違和感が無いと言えば嘘になる。
なんと言っても外出は絶対NG、脱走が無いよう、あちらこちらにセンサーとカメラが備えつけられ、監視されている感は
かなり強い。
日課としては、1日3回決まった時間にバイタルを測定して、記録表に記入したら写真を撮ってLINEで報告することが
義務付けられているのと、弁当の配布時間が決まっているので、時間になれば取りに行って部屋で食べることぐらい。
ただ、それを知らせる館内放送が、寮で指導されてるみたいで、懐かしい感じもするが、あまりいい気分でも無い。
ここで、何日生活するかは分からないが、とりあえず、お袋に感染させるリスクはなくなったし、最悪何か体調が急変しても、
ここに居る限りは安心なので、体調の回復に努めてブログ記事もアップしていく。
弁当も、今日は無いが明日から貰えるので、楽しみだ。
今日は疲れたので、寝ます。
おやすみなさい💤