春のお彼岸



三月の春分の日をはさんで前後3日ずつの一週間を「春のお彼岸」といいます。
春分の日は昼夜の長さが同じで太陽が真西に沈むため、仏教で西方遥かかなたにあるといわれる極楽浄土にちなんで、この日に仏事をするようなりました。
「彼岸」とは、仏教用語で向こう岸という意味で一切の悩みを捨て去って悟りの境地に達することをいいます。
ちなみに生死の苦しみに迷う現世が此岸(しがん)です。この仏教思想に日本古来の祖先信仰が合わさってお彼岸行事が生まれました。
この期間中、お寺では彼岸会という法要が行われ、住職が読経、説法をし、檀家の人たちはお寺で説法を聞いたり、だんごやぼた餅を作って仏前に供えます。
今日はお寺から13時より春彼岸会の案内がきました。志納袋を忘れないようにしてカミサンと時間までに出かけてお参りしてきます。