光害の自宅で久しぶりにへびつかい座にいるパンスターズ彗星(C/2017 K2)を撮影しました。
7月25日晴れ。最高気温35℃超えの猛暑でした。当日午後、集団接種会場で第4回コロナウイルスワクチン接種を受けてきました。翌日までは、副反応に気を付けて行動自粛して体調管理です。
17K2パンスターズ彗星が少し明るくなってきましたので、あまり行動しないようにして確認撮影することにしました。
17K2彗星の導入は初めはアンタレスを基準星にして行いましたが、うまく導入できませんでした。次にアークトゥルスを基準星にして導入しました。今度はうまく導入できました。
撮影はε-130D望遠鏡とQBPフィルターの組合せで行いました。
試写しますと、空が明るくて露出20秒が限界でした。前回は露出25秒までできました。
試写後、カメラモニターで彗星をチェックしました。コマは判りますが、尾は判りませんでした。
本撮影はタイマーリモートコントローラーを使って連写撮影しました。
今回は彗星だけ撮影して、すぐに機材を片付けしました。服は汗でビショビショでした。
入浴後の撮影でしたので、もう一度シャワーだけ浴びて着替えました。
夜、ソフト現像処理して、翌日、彗星光度をステライメージ9ソフトで自動測定しました。
彗星光度は8.6±0.4等です。
撮影した写真を添付します。
淡い尾が左上へ伸びています。よく見ますと、かすかに写っています。
暗い空でなければ、淡い尾ははっきり写りません。
光害の自宅ではこの程度の写りです。
パンスターズ彗星(C/2017 K2)
2022年7月25日21時07分16秒~16分06秒
露出20秒×24コマ ε-130D F3.3 QBPフィルター
メトカーフコンポジット トリミング ISO3200 自宅
気温27℃ ※上が北