シリウス伴星撮影後、大犬座145(h3945)重星も撮影しました。
2月11日、夜も雲一つない快晴。昨日(2/11)はシリウス伴星撮影を中心にしていました。余裕があれば重星の観察・撮影もやろうと準備していました。
シリウス伴星が望遠鏡の回折像に入りそうで伴星撮影終了として、今度は145重星を観察・撮影することにしました。
エリダヌス座32重星も観察・撮影するつもりでしたが、うまく導入できず次回としました。
次にもう一つの大犬座145重星を赤経・赤緯座標を使って導入しました。こちらはうまく導入できてすぐに重星を確認できました。
20cmドブソニアン望遠鏡の×48倍で眼視観察しました。
145重星は「冬のアルビレオ」の別名を持っているとおり、オレンジ色と青白い色の二つの星がとてもきれいです。まるで宝石のようです。魅力ある重星です。
本日(2/12)午後、ソフト現像処理しました。
コリメート撮影で露出が短いと丸っぽく写り、長いと歪んで写っていました。そのため、露出の短い1/15秒と1/13秒の写真をコンポジット(複数枚合成)して合計10コマから写真に仕上げました。(初めての試みです)
撮影した写真を添付します。
この冬、是非観察してほしい重星です。
大犬座145重星(h3945)
2022年2月11日21時16分57秒~17分15秒 露出1/13秒 ×5コマ+1/15秒×5コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 F6 アイピースSP25㎜ 35㎜ F4.5 コリメート撮影 トリミングISO1600
自宅 気温6℃