夕方、久しぶりに西空掃天撮影しました。
11月5日雲が流れゆく晴れ。月明かりのないうちに光害の自宅で掃天撮影することにしました。
夕食前にε-130D望遠鏡を庭へ出して撮影準備しました。日が短くなり18時過ぎに薄明終了です。18時前には北極星が見えて極軸合わせできます。
掃天位置は、へびつかい座・たて座・射手座付近です。低空撮影で電柱や電線が入りますが、仕方ありません。これが私の観測地条件です。
掃天撮影の要領は自分なりのパターンを完成させましたので、久しぶりと言っても慣れています。
わし座アルタイルを基準星にして順次目的の天空領域を撮影しました。予定していた9領域は隣家の屋根が邪魔して撮影できず、結局5領域分撮影しました。
夜、ソフト現像処理した画像をチェックしました。
たて座γ星付近の写真に雲みたいなものが写っていました。撮影している時は雲はなかったです。
これはおかしいと思ってステラナビゲータ10ソフトで調べました。
その結果、雲みたいなものは射手座のM17(オメガ星雲)でした。わずか4秒露出で2コマ写っていました。彗星ではありませんが、予期しないものが写っていました。調べてみることも大事ですね。
M17(オメガ星雲)が写り込んだ写真を添付します。
これから冬に向けてマイペースで掃天撮影しようと思います。
M17(オメガ星雲)が写り込んだ写真
2020年11月05日18時29分13秒~18秒
露出4秒×2コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
ISO1600 自宅 気温13℃ 上が北
※左の棒模様は電線