準大接近後の火星の大シルチスを撮影しました。
10月18日夜、快晴になりました。火星の大シルチスが中央で撮影できる日時を待っていました。
本日(10/18)19時半頃に中央になりますので、撮影することにしました。
夕食後、自宅庭へ20cmドブソニアン望遠鏡を出して撮影準備しました。
雨降りの後ですから、湿度が高いです。露が光学系に付着するのが心配です。
準備して撮影前に斜鏡をチェックしますと、少し露が付着し出していました。主鏡は大丈夫でした。
手際よく撮影することにしました。火星の地平高度はまだ28度ぐらいです。
パソコンモニターに映る火星像をチェックしますと、最良ではありません。大シルチスは見えますが、南極冠はハッキリしているとは言えません。
しかし、この時間帯が撮影チャンスですから、そのまま撮影しました。
撮影した写真を添付します。
写真中央に大シルチスとヘラス平原(盆地)が見えています。
火星の色はオレンジ色ぽく、模様もあまり濃くならないようにソフト現像処理しました。
火星の大シルチス(準大接近後)
2020年10月18日19時35分~37分
露出1.2ms×500/1000フレーム×10コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温13℃ ※キャプチャエリア480×274、下が北