20cmドブソニアン望遠鏡で衝5日後の土星も観察・撮影しました。
9月13日晴れ。もう一度ハイリゲンシャイン現象確認のため、衝を5日過ぎた土星を観察・撮影しました。
土星の地平高度40度以上の頃を狙って、観察・撮影することにしました。
土星のシーイングは最良に近い状態でした。
×200倍で土星を観察しました。カッシーニの間隙がハッキリ観えました。本体中央部縞模様の明るく輝くものも観えました。
今度は動画カメラに切り替えてパソコンモニターに映る土星をチェックしました。
本体の揺らぎはわずかで安定しています。カッシーニの間隙もハッキリ映っています。本体中央部縞模様の明るく輝くものも映っています。本体の他の縞模様もいつもよりもハッキリ映っています。
本日(9/13)は土星の撮影チャンスと思い、撮影ショット数を多めに繰り返し撮影しました。
途中で撮影した映像を簡易的にソフト現像処理して写りをチェックしました。
写りは今年3回撮影の中で一番良い状態でした。
翌日(9/14)、正式にソフト現像処理して写真にしました。
撮影した写真2コマを添付します。(9/15写真②追加しました)
衝を5日過ぎても本体中央部縞模様の明るく輝くものがハッキリ写りました。細い環の土星のハイリゲンシャイン現象を確認できました。
写真を見ますと、本体の形が丸でなくて少し四角っぽく見えます。土星を横から見た場合は、楕円でも丸でもないようです。
①土星(衝5日後)
2024年9月13日22時45分~55分
露出25ms×250/500フレーム×30コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温27℃ ※キャプチャエリア544×548
②土星の1コマ画像(衝5日後)
2024年9月13日23時04分
露出25ms×250/500フレーム×1コマ ※他データは①と同じ