新星空の友

南中2時間以後のシリウス伴星を撮影しました(写真追加有)

 20cmドブソニアン望遠鏡で南中2時間以後のシリウス伴星を撮影しました。
 3月14日晴れ。夜、空を見上げてシリウスのまたたきをチェックしますと、安定してわずかにまたたきする程度でした。
 そこで、シリウス伴星がハッキリ撮影できると判断して、シリウス伴星を撮影することにしました。
 斜鏡回折像の十文字の十の中間に伴星が来る時間帯を狙うことにしました。
 南中2時間以後がその時間帯(21時11分以後)です。今季はまだその時間帯で撮影していません。主星と伴星の見栄えのよい構図です。
 先に入浴を済ませて待機しました。
 20時40分から庭へ20cmドブソニアン望遠鏡を準備しました。
 まず×200倍で眼視観察しました。伴星がチラチラ観えました。ピントを少しずらした方が伴星がよく判ります。
 次にASI290MC動画カメラに切り替えて撮影準備しました。
 パソコンモニターに映る伴星をチェックしましたが、あまりハッキリは判りません。
 とりあえず動画撮影を繰り返しました。
 動画をチェックしますと、時々伴星が映っていることが判りました。静止画にしてコマ送りしますと、伴星がハッキリ映っているところがあります。
 更に露出時間を変更して撮影を繰り返しました。
 撮影終了してから、その場(庭)で暫定的にRegiStax6ソフトでソフト現像処理してみました。
 伴星が写っていました。写真にはうまく写りました。眼視観察では自分の思ったほどはハッキリしませんでしたから。

 撮影した写真4コマ(スクリーンショット画像)を添付します。(3/16夜、写真④追加しました)

 シリウス伴星が十文字の十の中間にハッキリ写りました。
 露出が長いと、主星と伴星の隙間が狭くなります。
 どうぞご覧下さい。

①南中2時間以後のシリウス主星と伴星(その1)
2023年3月14日21時28分~30分
露出31.6ms×250/500フレーム×5コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温15℃
※キャプチャエリア544×548

②南中2時間以後のシリウス主星と伴星(その2)
2023年3月14日21時31分~32分
露出20.5ms×250/500フレーム×5コマ
他データは①と同じ

③南中2時間以後のシリウス主星と伴星(その3)

2023年3月14日21時41分~43分
露出31.6ms×250/500フレーム×5コマ
※キャプチャエリア320×240、他データは①と同じ

④南中2時間以後のシリウス主星と伴星(スクリーンショット画像)

2023年3月14日21時37分 露出56.8ms 20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 パソコンスクリーンショット レベル調整等画像処理無
JPG変換 自宅


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