20㎝ドブソニアン望遠鏡で2023年終盤のシリウス伴星を観察・撮影しました。
3月30日春かすみの快晴。19時前にシリウスが南中する時季になり、シリウス伴星の観察・撮影が終盤になりました。
今季最終のシリウス伴星の観察・撮影になると思いますので、先に入浴を済ませ21時頃に撮影することにしました。
まず×200倍でシリウス伴星が観えるか眼視観察しました。
伴星がハッキリ視野右下に観えました。シーイング良好で伴星が安定して観えました。
次にASI290MC動画カメラへ切り替えて撮影しました。
パソコンモニターでは露出を長めにしても伴星はハッキリとは見えませんでした。眼視観察の方が伴星がはるかにハッキリしています。
シリウスが電線と交差する高度になってきました。シリウスの十文字回折像に加え、電線の回折像も映るようになりました。
電線の回折像が映らない高度まで時間待ちして、最終撮影しました。
夜、ソフト現像処理しました。
本日(3/30)、自宅前の桜も満開です。ウグイスもよく鳴いています。
撮影した写真3コマを添付します。(3/31写真③追加しました)
今季見納めのシリウス伴星の写真になると思います。
尚、今季(2023年)のシリウス伴星の位置角は、他の人のシリウス伴星の写真を測定しても60度でした。
①シリウス主星と伴星(その1)
2023年3月30日20時51分~52分
露出20.3ms×250/500フレーム×5コマ
20㎝ドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC
IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温11℃
※キャプチャエリア544×548
②シリウス主星と伴星(その2)
2023年3月30日21時13分~15分
露出45.9ms×250/500フレーム×5コマ
他データは①と同じ ※シリウスが電線と電線の間で撮影
③自宅前の桜、満開 2023年3月30日撮影