新星空の友

レナード彗星(C/2021 A1)は固定撮影でも写るでしょう(追記有)

 地球へ接近中のレナード彗星(C/2021 A1)は固定撮影でも写るでしょう。
 12月6日雨です。天気予報では12/8まで雨模様です。レナード彗星を撮影したいのですが、難しいです。
 そこで、望遠鏡を使わないでレナード彗星を撮影する方法を検討しました。
 お手軽撮影として望遠レンズか標準レンズで固定撮影する方法です。
 一眼デジカメと三脚とリモートスイッチ(レリーズ)があれば、簡単に撮影できます。
 感度ISO1600ぐらい、露出数秒で10コマぐらい連写撮影します。後でコンポジット(複数枚合成)します。
 この方法で光度約5等のレナード彗星はコマと尾が写ると思います。もちろん街灯等の明かりのない場所で撮影します。
 夕方の低空に見え出す12/15以降は特にこの固定撮影が有効だと思います。
 私は夜明け前のレナード彗星の撮影をε-130D望遠鏡によるガイド撮影と固定撮影(135mm望遠レンズ・35mm広角レンズ等による)の2通り実施する予定です。
 夕空低空の撮影は135mm望遠レンズの固定撮影だけ実施する予定です。
 実際に本日(12/6)時点のネット情報写真には固定撮影したレナード彗星の写真が掲載されています。

 過去に光害の自宅で撮影したラブジョイ彗星(C/2014 Q2)の固定撮影の写真(見本)を添付します。

 ※12/9段戸山で28mm広角レンズ、12/11自宅近郊で135mm望遠レンズの固定
  撮影でレナード彗星が写りました。(12/12朝、追記)

固定撮影したラブジョイ彗星(C/2014 Q2)

2015年1月20日19時08分00秒~09分35秒
露出3.2秒×11コマ 135㎜ F2(絞り2.8)
固定撮影 トリミング ISO1600 自宅
※彗星光度約4等
 
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