もう一度、今季の火星の衛星(フォボスとダイモス)撮影チャンス日時を載せました。
12月13日雨のち晴れ。今、中接近の火星の衛星(フォボスとダイモス)撮影チャンスです。
私も12/3に20cmドブソニアン望遠鏡と動画カメラの組合せで火星の衛星(フォボスとダイモス)の同時撮影に成功しましたので、もう一度撮影する計画にしました。
衛星の公転周期を調べました。フォボスの公転周期は7.533時間、ダイモスは30.2983時間です。
尚、フォボスは火星の自転周期24.624時間よりも約3.3倍早く公転しています。約5000万年後には火星の潮汐力に引き込まれて火星に衝突してしまうそうです。
今、中接近している間に火星の衛星を撮影する絶好のチャンスです。
口径13cm級以上の望遠鏡であれば、火星の衛星2個撮影できます。
但し、衛星が火星から大きく離れていることが条件です。
衛星が火星に近付いている時は、火星の明るさに衛星が消されてしまいます。
残りの今季、火星の衛星(フォボスとダイモス)を同時に撮影できる日時を次に示します。
20時頃の時: 12/14、17
19時頃の時: 12/15、22、26、29(12/14夜、12/15を追加しました)
このチャンスに火星の衛星撮影に挑戦してみてはどうでしょうか。
一人でも多くの人に火星の衛星写真撮影して頂きたく思います。
撮影成功するかどうかは、やってみなければ判りません。
木星の四大衛星は毎年撮影できますが、小望遠鏡では火星の衛星は火星接近の年でなければ、まず撮影できません。
今回、火星の衛星(フォボスとダイモス)同時撮影を提案させて頂きます。
私はもう一度、フォボスとダイモス同時撮影に挑戦してみます。
前回(12/3)撮影成功した写真を添付します。
火星の衛星、フォボスとダイモス
2022年12月3日20時14分~15分 露出0.2秒×100/200フレーム×3コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ASI290MC IR/UVカットフィルター
GAIN350 動画撮影 RegiStax6+ステライメージ9 トリミング自宅 気温6℃
※キャプチャエリア544×548