先日の火星のシーイング良否による火星像写りの違いを載せました。
12月14日曇り。先日(12/10と12/11)の火星のシーイング良否による火星像写り方の違いを載せることにしました。
12/10は雲の行き交う中で薄雲の掛かる撮影でした。パソコンモニターに映る火星は見え隠れしていました。(シーイング不良)
12/11は雲間からの撮影でしたが、大シルチスがパソコンモニターにハッキリ映っていました。(シーイング良好)
折角シーイング不良の火星像も撮影しましたので、画像データを捨てずに比較写真として使うことにしました。
結論から言いますと、シーイング不良の時は撮影しない方が良いです。良い写真になりませんから。労力の無駄遣いです。
シーイング良好の時は、予想外に火星像がパソコンモニターにハッキリきれいに映ります。
この時は絶好の撮影チャンスです。12/11はいつもよりも多めに撮影しました。
シーイング良否の火星の写真3コマを添付します。
フォトショップ処理無(写真②)の方が火星像としてはきれいな感じです。
シーング不良(写真③)は大シルチスのボヤケが大きいです。
①シーイング良好の火星(その1)
2022年12月11日20時06分~12分
露出1.7ms×500/1000フレーム×14コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ9(画像復元有)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温10℃ ※キャプチャエリア544×548、下が北
②シーイング良好の火星(その2)
2022年12月11日20時40分~43分
露出1.8ms×500/1000フレーム×6コマ
フォトショップ処理無 他データは①と同じ
③シーング不良の火星
2022年12月10日19時15分~16分
露出1.8ms×250/500フレーム×3コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ バローレンズ無
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300
動画撮影 RegiStax6+ステライメージ9(画像復元有)
フォトショップ処理無 トリミング自宅 気温11℃
※キャプチャエリア320×240、下が北