茶臼山で18mm広角レンズで固定撮影した紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)のアンチテイルを載せました。
11月22日晴れ時々曇り。10/14に茶臼山で広角レンズで固定撮影した写真に23A3彗星のアンチテイルがまあまあハッキリ写ったものがありましたので、載せることにしました。
茶臼山でたくさん撮影しましたので、使えそうな写真を探しました。
廉価版の18-55mm広角ズームレンズですが、思ったよりもよく写りました。高価なレンズでなくてもメーカー標準の廉価版レンズでも星像が良くて写真になります。
23A3彗星のアンチテイルが廉価版レンズで意外と写りました。
広角レンズでは日の入り66分後、アンチテイルが一番ハッキリ写っていました。
ステラナビゲータ12ソフトのシミュレーションで調べますと、アンチテイルの方向は彗星の軌道と一致しました。
地球の位置、彗星の位置と彗星の出した塵の位置と量が最適状態にあってアンチテイルが写りました。
撮影した写真とステラナビゲータのシミュレーション図を添付します。
アンチテイルは彗星をチラチラ見ますと、よく判ります。
①広角レンズによる紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)とアンチテイル
2024年10月14日18時22分06秒~34秒 露出5秒×6コマ 18㎜ F4.5 固定撮影
トリミング ISO1600 愛知県茶臼山 日の入り66分後 ※左側の明るい星は金星
②紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)のシミュレーション
2024年10月14日18時22分の位置 ※ステラナビゲータ12のシミュレーションを引用