夕方、自宅近郊で西空の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を観察・撮影しました。
10月12日夕方、快晴。西空に回った23A3彗星を観察・撮影できました。
昨日(10/11)も挑戦しました。二日目で観察・撮影に成功です。
自宅近郊の「カノープスの見える丘」で彗星を待ちました。
本日(10/12)、18時頃に双眼鏡(8倍×56mm)で彗星を観察できました。光度は約2.5等、尾が上へ出ているのが確認できました。
135mm望遠レンズの一眼デジカメのビューモニターでも彗星が映っていることが確認できました。尾も確認できました。
彗星が薄明の青い空にいる間に撮影するようにしました。夕焼けのオレンジ色の中では彗星が埋もれてしまいますから。
固定撮影の連写を繰り返しました。
刻々と変わる空の明るさに対応するよう露出も刻々と変更しました。
撮影時間は10分程度の限られた時間でした。彗星撮影は短時間の勝負です。
自宅へ帰って、夕食・入浴を済ませてからソフト現像処理しました。
彗星の尾の長さは写真から測定しますと、2.1度てす。
予想よりも短いです。彗星と地球の位置関係が彗星の尾を真横でなく斜めから見ているためでしょうか。
撮影した写真コマ3コマ(反転写真含む)を添付します。(10/13写真③追加)
撮影は、彗星の尾の長さからみて広角・標準レンズクラスと望遠レンズの両方が良いようです。(10/19記載変更)
①夕空の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)
2024年10月12日18時04分57秒~05分00秒
露出1/10秒×8コマ 135㎜ F2(絞り2.8)
固定撮影 トリミング ISO1600 自宅近郊
気温20℃ ※日の入り44分後
②夕空の紫金山・アトラス彗星(反転)
データは①と同じ
③紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)
2024年10月12日18時08分21秒~46秒
露出1/8秒×6コマ+1/10秒7コマ 135㎜ F2(絞り2.8)
固定撮影 トリミング ISO1600 自宅近郊
※日の入り47分後