再々、光害の自宅でアトラス彗星(C/2019 Y4)を撮影しました。
3月24日快晴。風はありますが、透明度の良い夜空でした。久しぶりの空の透明度でしたので、Y4アトラス彗星を撮影することにしました。
地平高度の高い頃を狙って22時半以降に撮影する段取りにしました。
22時からε-130D望遠鏡を庭へ出して準備しました。
風が時々吹いてきます。少々の風は影響ありませんので、強行して撮影です。
彗星は子午線より西空にいますので、基準星を双子座カストルにして導入しました。
試写してカメラモニターをチェックしますと、彗星は一発導入でど真ん中に導入できました。適正露出で試写してチェックしました。彗星の尾がモニターで確認できました。前回よりも彗星と尾がハッキリしています。
いつものように連写撮影しました。当日(3/24)はY4彗星一本に絞りました。
撮影した写真を添付します。(3/25午後、尾の見易い写真へ変更しました)
彗星の左下側(南東方向)に尾が見えます。前回よりもハッキリしてきました。
(離れて見ますと、よく判ります)
ISO3200よりもISO1600の感度の低い方が尾の写りが良かったです。(3/27追記)
尚、ベテルギウスの光度を観察しました。冬の大三角らしくなりました。双子座β星ポルックス(光度1.1等)よりも少し明るく観えました。星の芯が明るいです。光度1.0等と見積りました。
自宅のアトラス彗星(C/2019 Y4)
2020年3月24日22時59分11秒~23時01分12秒
露出10秒×12コマ ε-130D F3.3 LPR-Nフィルター
トリミング ISO1600 自宅 気温7℃ ※上が北