新星空の友

どんどん遠ざかる火星も撮影しました

 準大接近を過ぎてどんどん遠ざかる火星も撮影しました。
 12月28日夕方、快晴になりました。20cmドブソニアン望遠鏡で月面Aを撮影後、今季最後の火星撮影を行いました。
 今年最後の好天で撮影のラストチャンスと思います。アリンの爪と大シルチスの写った写真を狙っていましたので、当日が最適と判断しました。
 冬のシーイングは良くありません。どこまでハッキリ写るか判りませんが、撮影しなければ何も残りません。撮影あるのみと思い撮影することにしました。
 パソコンモニターで火星を観察しますと、大シルチスはぼんやりと判りますが、アリンの爪と南極冠がよく判りません。やはりシーイングが10月頃と比べて良くないようです。
 記録撮影のつもりで動画撮影を繰り返しました。
 夜、ソフト現像処理して静止画写真にしました。一応大シルチスとアリンの爪が判る写真になりました。南極冠は小さく何となく判る程度です。

 撮影した写真を添付します。

 今季撮影する最後の火星の写真です。
 視直径が小さくなりました。砂嵐はまだ残っているようです。

どんどん遠ざかる火星

2020年12月28日18時17分~21分
露出1.5ms×500/1000フレーム×13コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温10℃ ※キャプチャエリア320×240、下が北
 
 

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