自分の星空撮影場所にしている山方面でポン・ブルックス彗星(12P)撮影場所を下見してきました。
4月2日曇り。自宅付近で明るくなった12P彗星を撮影していますが、光害に邪魔されて淡い尾が写りません。
光度4等台の一番明るくなる頃、天気が良ければ一度山で撮影する計画にしました。
4/10前後の日没後、薄明中の西空の地平高度10度前後で12P彗星が観察できます。
候補地を車で順番に回って西空の開けた場所を探しました。
候補地では方向磁石で東西南北を確認して、手帳へスケッチして方向・視界高度を記録しました。後で撮影場所選定に使えるようにします。
5ケ所回りましたが、12P撮影の最適場所は1ケ所だけでした。
1997年4月にヘール・ボップ彗星を撮影したことのある場所です。
多分薄明中の夕焼けの空での撮影になるかと思います。
望遠鏡による撮影と固定撮影の両方を予定しています。固定撮影は35mmか135mmレンズで現地の状況を見て判断します。
標高1000m以上の山ですから、4月でも真冬の防寒対策します。(気温5℃以下を想定しています)
道路の雪の心配はありません。すでに解けてアスファルトの面になっています。
ついでに今秋の夜明け前にマイナス等級まで明るくなる予報の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の撮影場所もチェックしてきました。(あまり騒がずに静かに待ちましょう)
尚、何回か撮影場所にしていた所(2ケ所)が「通行止め」で関係者以外侵入禁止になっていました。
今後、他の星空撮影場所を探す必要が出てきました。困ったもので、暗い空で星空撮影する場所がどんどん減っていく感じです。
これから12P撮影当日の天気が良いことを願うばかりです。