火星撮影前に土星も撮影しました。
10月11日、準大接近後の火星撮影の前に南中過ぎの土星を撮影しました。
風もなく安定した大気でしたので、きれいに写るかなと思い撮影しました。
木星も撮影しましたが、木星は像がハッキリしない縞模様もよく判らない感じでした。翌日ソフト現像処理しましたが、ぼんやりした像でうまく写りませんでした。
土星はパソコンモニターで見てもカッシーニの間隙がハッキリ見えました。ソフト現像処理しても土星らしく写りました。
土星は同じ時期に撮影してもあまり変化がありません。シーイングの違いで環(カッシーニの間隙等)や本体模様の写り方は大きく変わります。
撮影した写真を添付します。
写真は最も拡大率の大きいキャプチャエリア480×274で撮影したものです。
カッシーニの間隙が少しぼやけ気味に写っています。土星の撮影も難しいです。
(木星の写真は写りが良くありませんので、載せません)
土星
2020年10月11日19時32分~36分
露出21.7ms×250/500フレーム×10コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温20℃ ※キャプチャエリア480×274