段戸山で実際に見えた感じの秋の黄道光を載せました。
11月2日雨です。星空になりませんので、9/28夜明け前に段戸山へ行って撮影した黄道光の写真を見直しました。そして、実際に肉眼で見えた感じに近い黄道光を載せることにしました。
ソフト現像処理の仕方で黄道光の光芒を強調できますが、見たことのない人に誤解を招かないよう実際の見え方に近い写真に仕上げました。
黄道光は天の川よりも淡いです。現地で見ますと、天の川と勘違いするぐらいです。私も2年前に現地で初めて見た時は、天の川がものすごく見えていると思っていました。
家へ帰ってソフト現像処理して初めて黄道光を見ていたことに気付きました。今回は前回見て判っていますから、すぐに黄道光と認識できました。
愛知県内でもまだ黄道光が見えるんです。都市部では光害で見ることはできませんが、県内の光害の少ない場所へ行けば見るチャンスがあります。このことを知らせたいものです。
これから未来もなるべく黄道光の見える夜空を守って残してほしいと願うばかりです。かけがえのない大自然・大宇宙の宝物です。
ソフト現像処理し直した写真を添付します。(強調処理した写真も添付)
①オリオン座・双子座・小犬座・シリウスと黄道光(実際の見えた感じ)
2020年9月28日03時15分43秒~16分13秒 露出13秒×2コマ 16㎜ F2.8(絞り3.2)
ケンコープロソフトンA(W)フィルター ISO12800 固定撮影 設楽町段戸山 気温13℃
※左上に立ち昇る黄道光と中央上へ伸びる天の川で「黄道光X」と呼びます。
②明けの明星と黄道光(強調処理)
2020年9月28日04時15分58秒~16分28秒
露出10秒×2コマ 10㎜ F4.5(開放)
他データは①と同じ ※左下明るい星が金星