火星観察・撮影シーズンに入り、火星の大シルチスとアリンの爪の観察・撮影できる日を調べました。
8月24日晴れ時々曇り。夜もスッキリしない晴れ空ですので、星空撮影はあきらめました。
そこで、火星準大接近の準備として火星で一番有名な大シルチスを観察・撮影できる日を調べることにしました。できたらきれいに観えるアリンの爪も一緒に観察・撮影できる日にしたいです。
火星の自転周期は天文ガイドのデータから1.026日です。ほぼ38日で37周して同期します(同じ模様に観える)。
ステラナビゲータ10ソフトの星空で火星を超拡大して火星表面の模様を調べてみました。
その結果、9/10~13頃に大シルチスとアリンの爪が一緒に観察・撮影できることが判りました。大シルチスは9/18頃まで観察・撮影できます。
仮に9/10に観察・撮影した場合、次回同一時刻に同期する(同じ模様に観える)日は10/18です。
昨季(2018年)に火星の自転周期を確認した写真を添付します。
この写真は偶然に38日後のほぼ同一時刻に撮影していて、自転周期に相当することに気付いたものです。
今季も同様に火星の自転周期確認写真を撮影できたらと思っています。
2018年火星の自転周期確認
2018年8月25日21時12分
露出1/60秒×250/500フレーム×2コマ
2018年10月2日20時59分
露出1/65秒×500/1000フレーム
20cmドブソニアン望遠鏡f1200 ×2倍バローレンズ
NEXIMAGE5 GAIN16 動画撮影
ステライメージ8動画処理 トリミング 上方が南