光害の自宅でε-130D望遠鏡を使って紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を撮影しました。
10月21日晴れ。夕方、彗星が自宅で撮影できる地平高度30度になりましたので、自宅庭で撮影することにしました。
光害の空で23A3彗星がどのくらい写るかの確認撮影を兼ねます。
彗星は赤道儀の目盛環を使って導入しました。わし座アルタイルを基準星にして一発導入できました。
空は薄明でまだ明るいですが、試写してカメラモニターをチェックしてすぐに判りました。
雲が西方向(逆方向)へ流れる中で雲間を狙って撮影しました。
連写を繰り返しました。
やはり暗い茶臼山での写りとは大きく違います。自宅での記録撮影です。
10/22午後からソフト現像処理しました。(午前中は所用)
彗星光度はステライメージ9ソフトで自動測定しますと、5.3±0.4等です。
尾の長さは写真から測定しますと、角度で1.9度、コマ径は6分です。
撮影した写真3コマを添付します。(10/23写真②、③追加しました)
尾は何とか写りました。アンチテイルは写りませんでした。
①自宅の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)
2024年10月21日18時19分24秒~11分36秒 露出4秒×20コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- トリミング ISO1600 自宅 気温20℃ ※上が北
②自宅の紫金山・アトラス彗星(メトカーフコンポジット有)
2024年10月21日18時16分47秒~11分36秒 露出4秒×40コマ ε-130D F3.3
LPR-Nフィルタ- メトカーフコンポジット 周辺減光補正 トリミング ISO1600 自宅 ※上が北
③自宅庭の撮影風景