コチラの受注が先日開始されました。
【METAL ROBOT魂 (Ka signature) <SIDE MS> プロトタイプZZガンダム】
私はリアルタイム放送で「機動戦士ガンダムZZ」は視聴断念したクチでした。
「機動戦士Zガンダム」放送終盤で、カミーユが機体にバリアーを張った描写を視聴した時、ニュータイプのサイコキネシス化を感じて、それ以降は離れてしまっていたのです。
メカに関しても「機動戦士Zガンダム」は、様々なメカデザイナーを起用。それが統一した世界感を感じられなかったりしました。
また、MS変形やサブフライトシステム全盛の空中戦主体の戦闘に「ファーストガンダム」に感じた戦場の泥臭さが感じなくなっていたこともあります。
そんなこともあり、当時の私は「機動戦士Zガンダム」以降のメカに魅力を感じなくなってしまい、この時期にガンプラからも遠ざかってしまいました。
今考えれば、バリアーもバイオセンサーによるものと理解してますし、メカデザインの統一性のなさも個性と考えていますが、「逆シャア」「ガンダムU.C.」以外のU.C.0087以降の立体物の収集までしてしまうと出費の際限なくなるので控えていたのです。
その点でいくと今回のこの商品は、私個人としては対象外なんですが、実は購入に迷っています。
対象外と考える私が、それでも本商品に魅力を感じる理由は、
①およそ1/144スケール[*]として、「コアファイター」「コアトップ」「コアベース」3体分離・変形・合体の再現。
[*「METAL ROBOT魂 (Ka signature)」はノンスケールですが、1/144相当の商品化が多い様子です。
ただガンキャノンディテクター等、実際には1/144スケールではないモデルもあり、本商品も1/144スケールではない可能性もありますので、ご注意下さい。]
②当時「頭にハイメガキャノン」に兵器としてのリアルさが感じられなかったZZを、プロトタイプとして設定補完しているキャラクターの個性。
③「Ka signature」ブランドの商品化。
この3つです。
①は、実は「プロトタイプZZ」は、本作のベースとなるA型には「コアファイターがない」んですが、今回「お遊び」でコアファイターが付いて、「3体分離・変形・合体」機能が実現したものです。
話がまた個人的な内容に逸れますが、私にはリアルタイム放送当時に某模型誌で連載を持っていた友人がおりました。
その友人は「メーカー商品は自分の好みとはズレているものばかりだから、立体物は基本的にメーカー商品で満足しない。自分でスクラッチする。」と豪語する方でした。
しかし、そんな彼が「1/144スケールのプラモデルでのZZの完全変形・分離・合体をスクラッチ製作するのは至難だ。もしメーカーで商品化してくれれば、今の自分ではスクラッチ完成は無理だから、メーカー品で満足するだろう。」と言っていたのです。
40年近く前の話ですが、当時「模型誌で連載するプロのような方」でも「完全変形・分離・合体ずるZZ」は難度が高いと言っていた立体物。
そこに憧れてしまうのです。
*[追記]
本記事は当初、1/144スケール「初」完全合体・分離・変形と記載してましたが、それは当時の友人の会話を曲解した私の誤認でした。
実際には「1/144スケール ZZガンダム」としては、「ハイコンプリートモデル」が、完全変形・分離・合体を実現させていました。
今では「HGUC」も差し替えとなりますが、分離合体できるようですし。
友人の発言も、1/144スケールの「プラモデル」では、(当時は)商品化されてなかったということだと思います。
そもそも友人はモデラーで完成品トイには興味なかったようですから、プラモデル以外はカウントしてなかったと思います。
私の勘違いから誤った情報を掲載し、ブログをご覧の皆様にお詫び申し上げます。
なお、本文は「初」という文字を削除しております。
②は、MSV世代の私には「プロトタイプ」という言葉に「兵器としてのリアリティ」を感じてしまうんですよね。
なんというか、単純。
③は、KATOKI先生のアレンジは個人的にツボで、カッコイイと感じてしまうんです。
「M-MSV」まんまのデザインなら、対象外のままだったかもしれません。
ただ、やはり「高額商品」。
おいそれと購入に踏み切れないんですよねえ。
皆さんは購入されましたか?