トラブルゼロの会社はこの世界に存在しないだろう。我が社も多分に漏れず現在対応中の案件がいくつかある。
ただ、その中でも割とデカめの案件に関して、技術班のみならず我々営業班まで直接駆り出されることになりそうだというのは寝耳に水であった。
メーカーである以上売った後のアフターフォローも必須の業務。何かしらでトラブったのであれば我々の手で解決すべきであろう。私としては予想外だったのが上記、我らが向かう点とその作業日が休日固定であることだ。
「じゃあみなみちゃんもこの日同行でオッケー?」
「大丈夫です」
今週末というのならば話は別だが、しばらく空いた後というのならば今のところ問題はない。営業としては直接現場に入ることができるのもレアな経験。ここは面倒くさがらず勉強だと思うべき局面である。
人手不足故にこうなるが、私個人としては裁量が広がって良いと思う。
現在作る側の研修を受けているが、少量多品種製造構造は属人的になりやすくなかなか素人では手が出しにくい。それに比べ営業は無限に広がる間口を持っている。知識は必要になるが営業手法というのは無限に存在し自ら合ったスタイルで仕事ができる。
それに特化しているのならば、営業も悪い点ばかりで無いような気がする。ただ無理な目標やノルマの種類が多過ぎる場合は非常に高度なマネジメントが求められる上、それらを論理的かつ無理ない負担の範囲で遂行させられるようなマネジャーは日本に存在しないので、そのような会社は転職を検討すべきであるという私の経験上得られた知見はここに共有したい。
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