CX-30 納車②

2022-03-15 | 
今回納車されたCX-30も燃費やトルクルフルな乗り味が魅力

なので、あえてディーゼルを選んだ。


ただ、ご存知のようにマツダのディーゼルエンジンは煤問題が

気になる。

最近はあまりこのエンジン内部の煤堆積問題も騒がれなくなって

いているから、かなり対策というか熟成が進んでるのだろうか。


前車はCX-3のディーゼルだったが、初期型ということもあって

リコールも連発、この煤問題には結構悩まされ勉強させてもらった。


この1.5lディーゼルエンジンを積んだデミオとCX-3はちょい乗り

ばかりしているとエンジンの排気バルブ周辺に煤が堆積して、

走行中に最悪エンジンが停止してしまうという事例が多く発生。


1.5lに限らずマツダのディーゼルエンジンを分解清掃している動画

なんかを見ていると尋常じゃない量の煤がインテークマニホールド

なんかに付着していて本当に驚かされる。


当時エンジンプロブラムの不具合ということでリコールになったが、

原因はそれだけではなく、やはり低回転ばかり使うちょい乗りに

よることも一因であり、そんなこんなでCX-3の時は様々な対策を

施した。


1.煤の発生を少しでも減らすべく燃料添加剤「ディーゼルウエポン」

  の使用。ディーゼルエンジンの燃焼室を清浄する効果と、セタン価

 向上剤により、燃焼効率を上げてくれる。


2.エンジン内部に堆積した煤をクリーニングする「エンジンコンディショナー」

 を半年に一度使用。

 これはEGRパイプを取り外してエンジンをかけながらエンジンの吸気と

 一緒に吸わせる。

 この時同時にEGRパイプとその周辺に溜まった煤を清掃。


3.煤を飛ばすため休日はできるだけ長距離や高速道路を走る。


4.エンジンの吸気に戻す排気ガスを減らすため、EGRパイプの間に流量

 制限プレートを製作して装着。

 これはあるショップで開発されたものを真似て自作したものだが、ある

 意味裏技。

 EGRパイプの内径よりも小さな穴を設けたプレートで吸気側に戻ってくる

 排気ガスの流量を絞るというもの。

 一応、CX-3で2年程使ってみて問題もなくそれなりの効果もあったから、
 
 CX-30には新車からいきなり装着してみることにした。

 幸いこのEGRパイプはCX-3と全く同じ形状で、制限プレートもそのまま

 ポン付けできた。








 納車二日目に付けてみたが、外したEGRパイプの入口、出口も既に

 このように煤が付着していた。

 やはりここは定期的に分解清掃したいところ。



 これらの対策で少しでもエンジン内部に堆積する煤を減らし、本来の

 エンジンの性能を末永く維持していきたいものだ。











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