S2000

先日ホンダが、スポーツカー“S2000”の生産を、

今年2009年6月に終了すると発表した。

後継車はなし。



正直、ちょっと驚いた。



いや、S2000生産終了の事実にではなく、いろいろな

ブログで生産終了を惜しむ記事が多いことにｗ。



我々マニアにとって、また１台国産スポーツカーが

消えるということはもちろん、とても寂しい。




ただミニバンブームになってからというもの、人々の

感心がすっかりスポーツカーから離れてしまって

どんどん売れなくなり、衰退の一途。



もともとS2000は高い車でもあるし、あまりに

売れなくて採算が取れず、やむなく生産終了に

なるはず。




だからこの車が消えたとしても、ほとんど誰も

それほど悲しまないだろうと思っていた。



ところが検索キーワードでも割と上位になって

いるし、ニュースでも取り上げられたりと意外

にも、この車を気に掛けている人が多いなと

感じた。




やっぱり特に男は、いくつになっても潜在的に

カッコイイ、強い車に憧れを持っている部分が

あるから、買うつもりがなくても自然と感傷に

浸ってしまうんだろうねｗ。



惜しむなら、１台でも多く買ってあげて！と

言いたいところだけれど、いろんな諸事情が

あって、スポーツカー自体買ったり維持したり

できなくなってきたことも事実だろう。



それに正直スポーツカー１台体勢だと結構キツイ

面があるから街乗り用に実用車がもう１台欲しい

ところ。


ただし、それにはそれなりの労力とお金も必要に

なってくるからね。





昨今の車がますます売れない状況の中で、勇敢

にも?昨年１２月には日産のフェアレディーＺが

フルモデルチェンジして登場。



スポーツカー好きに夢を与えてくれたけど、

果たして今後スポーツカーが復権する日はくる

のだろうか。



自動車は裾のが広い国の重要な産業なのだから、

もう少し車を買いやすく、そして維持しやすく

なるような政策を取るべきだと思う。