「レオン」みたいな映画だなと思って見てたら後半ジャン・レノでてきて察しました。同じ監督だったんですね。
1990年のフランス映画です。
終身刑を言い渡された麻薬中毒の女の子が司法取引で政府の暗殺者になるお話です。
ラストの終わり方が視聴者に考察を促すような終わり方で、ネット見ても色々な方が感想書いてます。
私はニキータがマルコ、ボブともに本当は愛してなかったのではないかと思いました。口先だけです。
ボブは序盤にニキータに発砲してるしそのあと訓練で長く時間を共にしてますが自分を撃った人ですよ?演技ですね。
マルコとはスーパーで出会いその後一緒に暮らしますが、マルコはボブと同じ政府の工作員だったのではないでしょうか。
ニキータの正体を知っていたのは当然で、その上でニキータの自分への好意を利用し彼女を操ろうとしていた・・・みたいな。
ラストのマルコとボブの会話でニキータの行く末を視聴者に問いかける形で終わりますが、
ニキータ「工作員ども(マルコ、ボブ)、お前らのことは愛してなんかない、演技だよ、くたばりやがれ!」
と、書いてあったのかもしれませんね。
NIKITAと言う名前は男性の名前で女性に付ける名前ではないそうですね。
リュック・ベッソン監督は女のしたたかさを男性的なたくましさとして表現したかったのかな?
ラストでボブが「お互い寂しくなるな・・・」と言ってますし二人ともニキータに好意はあったのではないでしょうか。
30年ほど前の映画ですが普通に面白かったです。