あやめの里便り

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「自分」バランス 4 : 6

2009-04-17 14:41:45 | 講演会・テレビ・本など

今日は久しぶりに何も用事のない休み。
テレビを何となくつけていたら、スタパに宇梶が出ていた。

この俳優さん、テレビの向こう側にいるにも関わらず、とても親近感があります。
なので、あえて「宇梶」と呼び捨てにさせて頂いておりますvv

宇梶の怖いと思う人。
渡辺えりさんだそうな。

若い頃「役者は一瞬で汚れる」と言われて、「ぞっとした」と言ってた。
どういう事かというと、得意になった役者は劇そのものを台無しにする・・みたいな事だったかな。
何回も公演する内に、ウケタ所でまたウケようとしたり、「俺ってすごいv」みたいな気持ちになったりするんだそうな。
私も一瞬「ギクっ」とした。
本当にそんな事はあるもんだ。
渡辺さんは、それを見抜いてしまう。本当に怖い。

他には実のおじさんとか。
「ここでやっていけないヤツは、役者でもやっていけない」
とか、(やはり若い頃)ボロクソに言いながらもちゃんと仕事をくれ、面倒を見てくれていた。

渡辺えりさんを評して「決して見捨てない人」と言っていたけど、実のおじさんも、そうだと思う。
そんな人達に、厳しくも温かく育てられてきたんだな・・と。

それを素直に受け入れられるまでになるには、本人もいろんな曲がり角を通って来たんだろうな、と思う。

「自分」バランス 4 : 6 

・・というのは「自分好き 4」「自分嫌い 6」が、宇梶にとって、一番良いバランスなんだそうな。

自分が好き過ぎると、他人の言っている事が(心に)入って行かない。
自分が嫌い過ぎると、謙虚過ぎて進まない。

「自分嫌い」のスペースは他人を受け入れられるスペースなんだそうですよ。

「五分五分じゃつまらないでしょ?」とか言うのも、なんか可愛かったですv



一緒にいる訳ではないんだけど、一緒に育って行きたいな・・と思った「ぽんた」なのでした。





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