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アサブロ記事(http://yabu.asablo.jp/blog/)の一部を転載しました.

大学入試制度

2019-11-08 11:45:40 | 

「身の丈」発言に誘発されて共通テストへの民間試験導入の議論が沸騰しています.大学入試の共通テストに民間業者を頼らねければならな状態にあるとは寡聞にして知りませんでした.とても考えられないような事態が進行していたのですね. 数十年前統一テストがスタートした当時から公平性に疑問を持っていました.民間業者の導入などとても考えられません.

少子化が進んだ現在,わざわざ数を集めて大きなマスにして公平公正の保証が難しい共通テストを実施するメリットはあるのでしょうか.大学受験者が減少した今こそ,各大学はそれぞれの建学の理念に基づいた,独自の丁寧な選抜試験を行うようにしたらよいと思います. 有名大学は広く全国から人材を集めるためにひとつの教育機関からの受験者を制限する措置をとるとよいでしょう.そうすることで同じ高校から何百人もの合格者がでるというような異常さを避けることが出来るでしょう.有名大学受験のために歪められている教育システムを正すことが出来るのではないでしょうか.

 

 


「身の丈」発言

2019-11-08 09:16:48 | 

「自分の身の丈に合わせて、頑張ってもらえば」。萩生田文部科学相は,2020年度から始まる大学入学共通テストでの英語民間試験の実施を前提としてそのように発言したのでしょう.民間業者の試験導入については,当初から教育格差を助長し教育の機会均等の理念に反するとの多くの指摘がなされていました.「身の丈」発言はどのように弁解しても,教育格差を是認したものと見られます.文部科学相としての認識が欠如していたと言えるでしょう,問題が大きくなり慌てて英語民間試験の導入延期を決めたようですが,受験生や社会を混乱させた責任は重い,どのように対処するのでしょうか.

英語民間試験の導入は貧富や地域による教育格差を助長する一因とも言えますが,より深刻なのは現在の教育システム全般が富める者と貧しいものとの間の教育格差が拡大していることです.今や教育基本法はすっかり忘れ去られております.此の現状をどう打開したら良いのでしょう.実は「自分の身の丈に合った」教育をとという発言を密かに同意する人々が少ながらずおります.したがって教育の機会均等を実現するには大きな困難が伴い革命的な教育改革を必要とするでしょう.
誰もが貧しかった戦後のある時期,教育基本法が教施行され教育の機会均等が実現しておりました.全国誰もが等しく良質の教育が施され,戦後のわが国の復興に多大の寄与をした多様な人材を数多く輩出しました.当時の教育の現場は活力に満ちていました.当時を振にり返れば,教育の機会均等が社会の発展に大きな役割を果たしたことをうかがい知ることが出来ます.現状を是認し富裕層の子弟のみが恵まれた教育を享受しているような状況をを転換しなければ,わが国の発展を担うべき多彩で屈強なそして人間味あふれる人材が枯渇してしまうでしょう.