Subang Jaya より

「人生は冒険だ」の言葉に痛く共感し飛び出した日本。その後はどうなったか?

Bak kut teh  (バクテー)

2011年11月12日 | B級グルメ
マレーシアにいらっしゃった方にはぜひBak kut teh (バクテー、肉骨茶)にトライして欲しいです。
「食べてみて欲しい」ではなくトライして欲しいです。

こちらに来る前はイスラム教信者が半数以上のこの国で、豚肉など食べれないのではと残念に思っていましたが、
ところがどっこい、こんなに豪快な豚肉料理があるとは!

たぶん中国方面から移住した方々が、こちらの地で開発、発展させた料理だと思います。
この料理の発祥の話には、病弱の息子を思うお医者さんの優しい気持ちが込められているとか。
その後、貿易港クラン(わがスバンジャヤの西)で荷の積み下ろしをする人工の朝ごはんとして受け継がれたとか。
ですからちょっとだけ漢方薬の味がして、基本的には朝食です。
今では夜中まで食べられるお店もありますが、昔ながらの店は2時頃には閉店します。


クレイポット(中央、土鍋)に、豚肉の塊り、湯葉、レタス、マッシュルームが入りスープで煮込まれています。
左はトッピングのえのきだけ、右は油条(ヨウティヤオ)と言って揚げパンのようなもの。
ナタで切られたような肉が放り込まれています。関節もそのままですので、骨には気を付けないと。
頼めば内臓(腸だと思う)も入れてくれます。
(豚をバラしているところはチャイナタウンの路地で見られます)
豚肉を食べ終わる頃、油条をスープに浸して食べます。スープはおかわり自由です。

猛獣になったつもりで食べます。(イスラムの人が聞いたらウゲーだろうな)




白米(タイ米)にこのスープと刻んだニンニクを絡めて食べるとおいしいのですが、その話はまたの機会で。


そして、お茶はテーブルにポットと茶葉が置いてありセルフで、テーブル2つに一つの割合で湯沸し用のコンロが。
Nite に見られたらお叱りを受けそうなこの湯沸しは、なぜかバクテー屋さんに必ずあります。

写真が2人前でライス、レタス炒めを付けて50リンギくらいだったと思います。 2人前の頼み方「バクテー、ツ パソン」
この料理もマレーシアの誇りと思います。B級ではなく立派な料理です。このままで日本でも流行ると思いますけど。

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ワンタンミーの謎

2011年10月16日 | B級グルメ
今日も仕事に出かけたのですが、日曜日なのできっちりチャイムに合わせなくてもOK。
いつもお昼に出かける近所の経済飯屋さんもお休みなので、ちょっと足を延ばしてワンタン麺(ワンタンミー)専門店に行ってみました。

Kota Kemuning(コタ・クミン?)という場所の「品珍麺之家」という店です。


マレーシアのB級グルメ麺料理の中ではワンタンミーが最もポピュラーではないでしょうか?
他に代表的な麺には、イーミー、ハッカーミー、パンミー、カリーミー、ポークミー、クィテオ、ラクサなどありますが、一番人気、無難な麺はワンタンミーです。
それぞれ、スープとドライが選べます。なぜか現地の方はドライが好き。
スープは想像できると思いますが、ドライというと見た目は焼きそばみたいになります(味は全く別)。それぞれに大と小があり、私はいつも小です。

これが「品珍麺之家」という店のチャーシューワンタンミーです。 頼み方:チャーシューワンタンミー、ドライ、スモッ、ワン。

この店のワンタンミーには小さなお椀にワンタンスープがついてきました。

でも必ずしもワンタン(豚ひき肉をワンタンの皮で包んだもの)がついてくる店ばかりではありません。
以前に寄ったあるお店でワンタンミースープ(スープはスッと言います)を注文したのですが、麺だけで日本で言うワンタンが一つも入っていませんでした。
中国語と英語のごちゃ混ぜで文句を言ったのですが、なんだか「これがウチのワンタンミーだ」と言っていたようでした。
下手な言い逃れだ!と思っていたのですが、ローカルに聞くとこの細麺をワンタンミーと言うのだそうです。
ワンタンが無くてもワンタンミー?!? 自分の尺度で文句を言ってはいけませんね。

ワンタンミーはそうめんのように細いのですがちょっと噛みごたえがあり、歯と歯の間に入りよく噛めないことがあります。
「品珍麺之家」はさすが専門店で麺のシコシコ具合が絶妙です。

一緒に頼んだ飲み物は、

お客さんの9割が頼んでいたので「定めしうめぇにちげぇねぇ」と思い、あれあれワン!と指差し万国共通語で頼んだのでした。


すっきりフルーツ味を想像していたのですが、沈んでいるのはお米のようなもの。Barley を調べると大麦らしい。
お米のとぎ汁のような味でした(飲んだことないけど)。
みんなが大好き、大麦ジュース!    私はまだまだこちらの文化に溶け込んでいないところがあります。


緯度 3° 0'20.88"N  経度 101°32'7.32"E
ワンタンミーがお好きな方にはお勧めです。チャーシュー入りや、鴨肉添えなどいくつか選べます。

本日のお昼 : 上記です。 合計 7リンギ

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まだわからないマレーシア

2011年09月27日 | B級グルメ
不思議いっぱいの国、マレーシア。
おいしいB級グルメはたくさんあるけど、世界ごちそうランキングで7位という料理がマレーシアのアサム・ラクサ。
(ちなみに日本の寿司は4位だそうだ)
アサム・ラクサを2回食べたが、まだ好きになれない。あと4,5回食べれば開眼するだろうか。

これが Asam Laksa (アサム・ラクサ)、マレーシアのめん料理です。

魚の味のスープに米?のプルプルのめん、さまざまなトッピング。味の形容は難しい。 5リンギくらいだったかな。

辛くて、しょっぱくて、甘くて、辛くて、生臭くて、スースーする。
フリスク5粒(またはグリーンガム6枚)を口に含み、目ざしとうどんを食べたときのような味。
(やったことないけどね)
柔らかいもの、硬いもの、ざらついたスープ、・・・・・めん類は大好きでスープも残さない私でも完食は無理。
臭いもきつく遠くからお店があるなっ!とわかる。昔飼っていたコロ(雑種犬)が好きそうな臭い。
あと何回食べれば好きになれるのだろう。 私に合わないだけかも、マレーシアに来た人にはぜひチャレンジして欲しい。

会社のローカル社員にアサム・ラクサの感想を話すと、「日本から来た方は100%もういいと言います」とのこと。
でも、伝統がありマレーシアが誇りに思う料理なんでしょうね。
でもでも、ごく身近にアサムラクサ大好きっ!という日本人が!  わからない!


本日のお昼 : 経済飯(鶏皮のパイナップル炒め、キャベツ炒め、ニンニクの芽炒め)、xスープ、チャイニーズティーアイス 5.5リンギ

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異文化研究(怪しい男ではない)

2011年09月22日 | B級グルメ
日本からこちらマレーシアに来て異国に来たなぁと感じるのがマレー系女性の服装。
今まで撮ってきた写真の中にたまたま(たまたまです)映っている女性を集めてみた。


ショッピングセンター内で。 もっとも一般的と思います。イスラム教信者なのでスカーフ(トドンともいうらしい)をしてます。


別のショッピングセンターで。半袖や半ズボンは着ません。髪の毛は一本も見えません。


おばはんはこんな感じ。暑くないのか心配になります。


これは大変珍しい半袖のお嬢さんです。腕まくりは見ますが、スカーフ+半袖Tシャツは本当に珍しいと思います。


やろぅは日本と変わりません(ちょっとチープかな、かなり)。


フードコートでランチのグループ。若い子のスカーフはキラキラがたくさん付いてきれいです。


こちらはかなり都会的センスだと思いました。

こちらの人はスカーフを人前で直すなどしません。
必ずと言ってもいいくらい、後頭部にお団子をしてテントを張っています。

仕事中に貧血で倒れた娘がいてスカーフが脱げました。見ていいものかどうか、目のやり場に困りましたがしっかり見ました。でも、ちょっとだけ恥ずかしそうにしていましたがあわてて直す風でもなく、その重要性がいまいちわかりません。

中華系マレー人女性は半袖Tと短パンが基本、インド系マレー人女性の若者は普通、中年以上は布を体に巻いて肩に掛けてます(わかる?)。


今日のお昼 : 経済飯(ごはん、鶏皮のパイナップル炒め、ニラみたいの炒め、豆腐みたいの餡かけ)、xスープ、チャイニーズティアイス   5リンギ

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ほんとはいいやつ、ドリアン

2011年09月19日 | B級グルメ
その強烈な臭気から嫌われ者扱いのドリアン。
でも、多くの人は食べる前から避けているのではないでしょうか?

一年前、まだこちらに住む前、出張でこちらに来たときにドリアンにチャレンジしようと探しましたが
季節が違ったようで食べられませんでした。いつも夏のようですけどそれぞれの果物にはシーズンがあるようです。
で、留守番の家族へ帰国のお土産にドリアンチョコを買って帰りました。

回想シーン
パッケージにドリアンの文字を見つけるなり躊躇する家族。
ある人は、「カリッ!」っと表面のチョコが割れた途端「クッサッ」、それ以上上下の歯が閉じることはありませんでした。
そして、ドリアンチョコは私だけの物になったのでした。

その数か月後、マレーシアに住み着きドリアンの季節(4月頃から7月いっぱいくらい)を迎えることになりました。
通りの角、角にはドリアンを売るテントが張られます。視覚で気が付くより、においで気が付きます。
恐るおそるドリアンに挑戦してみました。
目の前にすると臭気はどんどん感じなくなり、なんだか芳香性のいい匂いに変わってきます。
トゲトゲの外観に反して実はとても柔らかく、ヒヨコをそっと手のひらで持ち上げるようにしないと崩れてしまいます。

そして口に入れてびっくり、常温で冷たくはないのですけれどアイスクリームの様な上品な味と香り。
写真は最高級ブランドの猫山王(6月頃)。バレーボールくらいの物が40リンギくらい。


もっとびっくりしたのは、チョコでさえもう二度とイヤと言っていたその人が、バックバク食べていることでした。
お土産のドリアンチョコでさらに評判を落としたドリアン、信頼回復してよかったね。


季節になるとこんな出店がいっぱい。手前はマンゴスチン。なぜか一緒に売られます。

シーズンエンドに8リンギで食べ放題のイベントがあり、もちろんその人と出かけて動けなくなるほど食べてまた来シーズンへ。



本日のお昼 : 中華のコース 会社のお客様と  会社持ち

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好きさッ! パンミー

2011年09月07日 | B級グルメ
こちらに来てから食べ物はB級グルメ品ばかり。
安くてうまい物を探すのが休日の楽しみ。
いろいろおいしいものに出会いましたが、一押しがパンミー(板面)。


パンミーはごくごく一般的な麺でいろんなお店で食べられます。
中でも大のお気に入りが Taipan の南京城茶餐室。
写真の店内に見える黄色い看板の一つ一つが一坪ほどのお店で、いろいろな料理専門店が集まっています。


この手のお店がこちらでは一般的で、プラスチックの椅子とテーブルがたくさん置かれ、その周囲を屋台が囲んでいます。
頭の上には天井扇がつけられるだけ吊り下げられ、器はプラスチックが基本です。
綾瀬はるかは無理、ベッキーなら連れて来られるかも。
特に入口が無い代わり、どこからでも入店可能です。通過するだけでもOK。




これがおすすめ南京城のパンミー。
値段は統一されている?ようで、大抵Smallが4リンギ、Mediumが4.5リンギです。一年前はSmall 3.8リンギだったのに。
味や麺の食感は店によって大差があります。
写真はMediumですが、普段はSmallを注文します。
シイタケ、きくらげ、小魚の揚げたやつ、菜っ葉、ひき肉少々、麺はきしめんの様な形で注文してから製麺機でのします。
スープは薄い塩味でサッパリです。
小皿に激辛チリソースが必ずついてきますが、これをちょっとずつつけながら食べるのが最高!
貧乏食のように思われるでしょうが、ご馳走を待ちながらiphone や ipad を操作する夫婦や、高級車を横付けする方も
いらっしゃいます。   オレは好きさッ! パンミー

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Dim Sum

2011年09月03日 | B級グルメ
今週はイスラム教徒のお正月、ハリラヤで会社も休み。
久ぶりにDim Sum (ディンサム)の朝食にしてみました。
お店の場所は USJ21、 家から車で10分くらいのところです。



お店の中にも席はたくさんありますが、道路にもテーブルを出して営業する店がたくさんあります。



休日は、このようにゆっくり新聞でも読みながら朝食をとるなんて、気持ちがRichですね。



Dim Sum = 飲茶と言ったほうが馴染みがあるでしょうか?
お兄さんが大きなせいろを持ってテーブルを回ります。
これ、これと指をさすとテーブルに出してくれます。



エビ入りの焼売?(箸で取ろうとしているもの)はプリプリのエビ入りでうまいです。
2名で8品とチャイニーズティーをいただいて31.2リンギ(約840円)。
Dim Sum を朝食にした日は夕方までお腹が減りません。

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