今朝の伊豆新聞にも話題として載っていたが、最近中高年の登山ブームらしい。マラソンは走り始めた3年前の少し後からブームになってきたが、登山については数十年ぶりのブランクを経て再度取り組み始めている。
そこで、久しぶりに伊豆天城山系の万二郎-万三郎岳に登ることにした。万三郎岳は伊豆半島での最高峰であり、日本百名山のリストに入っているが、基本的に頂上での見晴らしは期待できない。初めて登ったのは、高校生のときだから今から30年以上となる。今回のルートは定番である、天城高原ゴルフ場-四辻-万二郎岳-万三郎岳-涸沢分岐点-石柱-四辻-天城高原ゴルフ場の周回ルート約7.4kmに挑んだ。朝7時過ぎに自宅を出て7時50分に到着。昔はゴルフ場の駐車場に車を止めていたが、今は写真のようにハイカー専用の駐車場ができていました。
準備をした後、登頂開始。いつもの登山口です。
四辻まで約0.5km歩き始めの足慣らしにちょうど良い路面です。途中アップダウンはありますが、順調に歩きます約15分で四辻に到着(8:05)。
案内看板も整備され、登山道もところどころテーピングもされており、地図がなくても迷うことはないかと思います。といっても悪天候のときは厳しいですけど・・・。
四辻を出た後は、ひたすら上りが続きます。約1km歩き、急になだらかになってきたと思うと、万二郎だけの頂上に到着です(8:43)。頂上といっても周りには木々がいっぱいあるため、景色はほとんど見えません。ただし、ひめしゃらの綺麗な木肌や山桜など綺麗な木々・草花が心を和ませてくれます。
万二郎岳頂上をそそくさと出発し、万三郎岳を目指します。万二郎頂上を出るとすぐに急勾配の下りがあります。この下りを過ぎたところに、南伊豆を望めるビュースポットがあります。最近購入したカメラのパノラマ機能を使用してとってみました。ちなみに右側の正面が万三郎岳。
馬の背にはあせびのトンネルを抜け、
石楠立を経ると根っこの坂を経て、
最後の急勾配を登ると約1.5kmで万三郎岳に到着(9:46)。
ここで、暫く休憩して、下さんに取り掛かる。しかしながら、相変わらず頂上からの景色は大したことがなく、中伊豆-修善寺方面が僅かに見える程度でした。
10:00に出発し、下山はいわゆる石楠花コースを通って戻ります。八丁池方面に暫く歩くと分岐点があります。
左が八丁池方面、右が石楠花コースとなります。ここからがくだりですが、結構大変です。階段上の急勾配をひたすら下ります。地図を見ても結構の急勾配です。しなりの良い靴なら丸太の上をどんどん行けるのでしょうが、なかなか大変でした。
途中石楠花の群生地があるということですが、まだ花が咲いていなかったため、気がつきませんでした。約3.9kmほど四辻までありますが、すれ違ったハイカーは1組2名のみであり、石楠花の咲いていないシーズンはちょっと寂しかったです。このコースから万三郎に登るのは最後のきつい上りもあるので、あまりお勧めはできませんね。四辻に11:14、登山道入り口に11:27に到着し、今回の山行は終了しました。
四辻から登山道入り口の間にスニーカーをはいた若者一行、中年のおばさんグループとすれ違いましたが、大丈夫だったのでしょうか?若者グループはガレ場でユーターンだと思いますが、おばさんたちは万三郎までの往復だと帰着が16時前となり、気候がいくら安定してるとはいえ、ちょっと心配でした。
登山道で撮影した風景はhttp://album.pentax.jp/167221878/albums/393349/ にもアップロードしてありますので、御覧ください。
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