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いつもの野良猫が来た
二匹連れている
友人かお弟子さんか判らないが
当猫より少し小さめ
子分のようである
いつもの野良猫は
ヤニ目も治ったが
いっぱしの傷になっている
自然に治癒したのだろうか
何だか風格さえ感じる
目も鋭くなった
いつもの窓の下を数回
うろうろと歩いてみせる
子分たちも真似してついて歩く
かねがね準備しておいた
キャットフードを
皿に出してやった
やっぱり踵(きびす)を返して
逃げ出した
他の子分猫も逃げた
しばらくして親分猫が
止まった
そして振り返って
わたくしをじっと見つめた
何だか悲しくなって
わたくしは涙が流れた
頬を伝う涙が
火の様に熱かったのは
夏の暑さのせい?
それとも野良猫の
哀しい目のせい?
ドラマのような 一こま

花材・・マーガレット(白)
木賊(トクサ)

皆、お稽古頑張っております
(この詩は作品者には全く関係なく美由紀甫の創作です)

輸血をすると体が楽になるので、子供心にそれを「アンパンマンのエキス』と
名づけ、病と闘いましたが・・。輸血が如何に人助けになるかの感動の動画です。
是非見てやってくださいませ
