「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 [公式サイト] 最終章「涙の最期」(視聴率18.1%、平均視聴率14.95%)
東京に出てきて10年目の春が来ていた。
抗ガン剤治療を止め、少し元気を取り戻したオカン。
雅也は、病院から3ヶ月間出てなかったオカンを香苗(浅田美代子)に預けて旅行に連れて行って貰う事にした。
オカン(倍賞美津子)「そしたら、チョット行って来ますねぇ。」
雅也(速水もこみち)「行ってらっしゃい。」
オカン「はい。」
しかしオカンは倒れ病院の個室へと戻ってくる。
医師「体力の低下が際立ち、症状が安定しません。後、数日だと思ってください。」
山田耕平(柄本祐)「おばちゃん。”ぷよぷよ”する相手が居らんでつまらんよ。はよ治して貰わな困るけね。」
徳本寛人(高岡蒼甫)「そうっすよ。俺なんかもう腹ペコで限界なんすから。」
レオ・リー(チェン・ボーリン)「家にいてくれないと、日本のママなんだから。」
オカンをお見舞いに来たバカボン達。
鳴沢一(平岡佑太)「来月号持って来ました。相変わらず評判良いんですよ、中川のイラスト。」
オカン「優しかねぇ。それが鳴沢君の良いトコやんけ、これからもマーくんの仕事ば、お願いしますね。」
オカンの中では、鳴沢とバカボンらは違うんですね。
鳴沢は、雅也の仕事仲間で、頼りがいのある人物。
そして、バカボンら3人は、
オカン「困った息子達たい。」
そう、息子みたいなものなんでしょうね。
そして、佐々木まなみ(香椎由宇)は、
まなみ「おかあさん。」
オカン「大事な娘が、一人おった。」
手塚修一郎(石黒賢)「マーくんの事なら大丈夫ですよ、おかあさん。そりゃあ全ての節目につまづく不器用な奴ですけど、でも遠回りした分、ちゃんと一つ一つ何かを掴む男ですから。今までも、きっとこれからも。」
オカン「手塚さん。これかもよろしくお願いしますね。」
”手塚さん”、なんだね。
雅也が眠っているオカンに語りかけるシーン。
もこみち、若いな!
倍賞さんは寝ているの役なので助けてはくれない。
彼の若さでは、このシーンは難しいだろうね。星1つ半ですぅ!!
雅也の声も、兆冶(泉谷しげる)の声も、オカンにはもう届くことも無く。
医師「午前7時30分、ご臨終です。」
僕の一番大切な人。
たった一人の家族。
僕の為に自分の人生を生きてくれた人。
僕のオカン。
オカンが、死んだ。
眠っているオカンにすがる雅也。
肩を落とし、うなだれるオトン。
窓には、原色の東京タワーが鮮明に見えている。
綺麗なだけに嫌な合成ですね。
その日、東京は突き抜けるような快晴で、青空がどこまでも広がる中、赤羽橋の交差点から、真っ赤な東京タワーが、空に梯子をかけていた。
喪主から挨拶をと言われる雅也。
雅也「それは父から。オトン!」
オトン「栄子と私は、…栄子と…う…ううう」
棺にすがって泣くオトン。
ここらへんが人生経験の差かなと。
短いシーンでしたが、泉谷さんの演技に引きずられてしまいました。
星3つですぅ!!!
オトン「女には言うてやらんといけんぞ。言葉にしてちゃあんと言うてやらんと。女は分からんちゃ。オトンはそれを出来んかった。取り返しが付かん!」
この言葉を受けてのまなみとのシーン。
雅也「ありがとう。オカンもきっと感謝しとるけね。」
まなみ「大丈夫?」
雅也「大丈夫やき!…あのお、あのお、オカンの指輪、これからも持っとってくれんね。」
まなみ「うん。」
握手で分かれる2人。…えっ?伝わってるか?微妙じゃないか?
確かに指輪はしてるけど、…取り返し付くのか?
目覚ましを2つ掛けて起きる雅也。
雅也「わー!」
いやいや、起きたじゃん目覚ましで!
しかも急いでいる割には、目玉焼きにトーストにコーヒーって。食わずに早く行け!
トドメは、うさぎに餌やりですか?(まあ、これはあげなきゃいけないけどね!)
仏様(オカン)に挨拶。(これもしなかったらいけないね!)
今日も東京には、どこからか人が集まりあふれ返っている。
バカボンは玩具メーカに就職したようですね。
でも21世紀にフラフープは、売れないと思うぞ!
それぞれが一人で生まれ、生きているような顔をしている。
けれど、当然の事ながら、その一人一人には、家族がいて、大切にすべきものがあって、そして母親がいる。
この先いつか、あるいは既に、この全ての人達が、僕と同じ悲しみを経験する。
今までだったら、単に街の風景でしかなかったその一人ずつが、とても大きく見えた。
みんなずごいなぁ。がんばってるんだなぁ。
オカン、あれから何年掛かったけど、今でも僕は寂しいでたまらんよ!
何かちゅーて、いーつもオカン姿を思い出しよる。
もっと色んな話、したら良かった!色んなもん食わせてやれば良かった!
たくさん旅行させてやればよかったっち!いーつも後悔してから、涙が出よる。
いつでん出来たのに。何でせんかったやろか?
オカンの毎日は楽しかったんやろか?俺の方は相変わらずや。
仕事はちいっとましになりよるけど、まだどうなるか分からん。結婚もしとらん。相変わらずオカンが心配するような生活をしよる。
ばってんオカン、僕ももう少し、こっちで頑張るけん。見とってね!
今まで色々ゴメンね。そしてありがとうね。オカンに育ててもろうた事を僕は誇りに思うとるよ!
雅也「オカン!すごかねぇ!オカン?今日は天気がいいで良かったねぇ。」
主題歌に助けられ、ベテラン俳優さん達に助けられたドラマでしたね。
特に倍賞さん、泉谷さん、浅田さん、石黒さん辺りは見事でした。文句のつけようがない!
(倍賞さんに関しては”凄まじい”という表現が適切かも知れない。)
香椎由宇さんは違和感なく見れたので、それなりの実力があるのかなと思います。
そして個人的には、バカボン役の柄本祐くんが良い味を出していて良かったと…。
これで良いのか?いや、これで良いのだ!
追記:【参考:3/19(月)】
浅草ふくまる旅館…最終回10.3%、平均12.59%
月曜ゴールデン 映画「60セカンズ」…9.7%
SMAP×SMAP…20.4%
東京に出てきて10年目の春が来ていた。
抗ガン剤治療を止め、少し元気を取り戻したオカン。
雅也は、病院から3ヶ月間出てなかったオカンを香苗(浅田美代子)に預けて旅行に連れて行って貰う事にした。
オカン(倍賞美津子)「そしたら、チョット行って来ますねぇ。」
雅也(速水もこみち)「行ってらっしゃい。」
オカン「はい。」
しかしオカンは倒れ病院の個室へと戻ってくる。
医師「体力の低下が際立ち、症状が安定しません。後、数日だと思ってください。」
山田耕平(柄本祐)「おばちゃん。”ぷよぷよ”する相手が居らんでつまらんよ。はよ治して貰わな困るけね。」
徳本寛人(高岡蒼甫)「そうっすよ。俺なんかもう腹ペコで限界なんすから。」
レオ・リー(チェン・ボーリン)「家にいてくれないと、日本のママなんだから。」
オカンをお見舞いに来たバカボン達。
鳴沢一(平岡佑太)「来月号持って来ました。相変わらず評判良いんですよ、中川のイラスト。」
オカン「優しかねぇ。それが鳴沢君の良いトコやんけ、これからもマーくんの仕事ば、お願いしますね。」
オカンの中では、鳴沢とバカボンらは違うんですね。
鳴沢は、雅也の仕事仲間で、頼りがいのある人物。
そして、バカボンら3人は、
オカン「困った息子達たい。」
そう、息子みたいなものなんでしょうね。
そして、佐々木まなみ(香椎由宇)は、
まなみ「おかあさん。」
オカン「大事な娘が、一人おった。」
手塚修一郎(石黒賢)「マーくんの事なら大丈夫ですよ、おかあさん。そりゃあ全ての節目につまづく不器用な奴ですけど、でも遠回りした分、ちゃんと一つ一つ何かを掴む男ですから。今までも、きっとこれからも。」
オカン「手塚さん。これかもよろしくお願いしますね。」
”手塚さん”、なんだね。
雅也が眠っているオカンに語りかけるシーン。
もこみち、若いな!
倍賞さんは寝ているの役なので助けてはくれない。
彼の若さでは、このシーンは難しいだろうね。星1つ半ですぅ!!
雅也の声も、兆冶(泉谷しげる)の声も、オカンにはもう届くことも無く。
医師「午前7時30分、ご臨終です。」
僕の一番大切な人。
たった一人の家族。
僕の為に自分の人生を生きてくれた人。
僕のオカン。
オカンが、死んだ。
眠っているオカンにすがる雅也。
肩を落とし、うなだれるオトン。
窓には、原色の東京タワーが鮮明に見えている。
綺麗なだけに嫌な合成ですね。
その日、東京は突き抜けるような快晴で、青空がどこまでも広がる中、赤羽橋の交差点から、真っ赤な東京タワーが、空に梯子をかけていた。
喪主から挨拶をと言われる雅也。
雅也「それは父から。オトン!」
オトン「栄子と私は、…栄子と…う…ううう」
棺にすがって泣くオトン。
ここらへんが人生経験の差かなと。
短いシーンでしたが、泉谷さんの演技に引きずられてしまいました。
星3つですぅ!!!
オトン「女には言うてやらんといけんぞ。言葉にしてちゃあんと言うてやらんと。女は分からんちゃ。オトンはそれを出来んかった。取り返しが付かん!」
この言葉を受けてのまなみとのシーン。
雅也「ありがとう。オカンもきっと感謝しとるけね。」
まなみ「大丈夫?」
雅也「大丈夫やき!…あのお、あのお、オカンの指輪、これからも持っとってくれんね。」
まなみ「うん。」
握手で分かれる2人。…えっ?伝わってるか?微妙じゃないか?
確かに指輪はしてるけど、…取り返し付くのか?
目覚ましを2つ掛けて起きる雅也。
雅也「わー!」
いやいや、起きたじゃん目覚ましで!
しかも急いでいる割には、目玉焼きにトーストにコーヒーって。食わずに早く行け!
トドメは、うさぎに餌やりですか?(まあ、これはあげなきゃいけないけどね!)
仏様(オカン)に挨拶。(これもしなかったらいけないね!)
今日も東京には、どこからか人が集まりあふれ返っている。
バカボンは玩具メーカに就職したようですね。
でも21世紀にフラフープは、売れないと思うぞ!
それぞれが一人で生まれ、生きているような顔をしている。
けれど、当然の事ながら、その一人一人には、家族がいて、大切にすべきものがあって、そして母親がいる。
この先いつか、あるいは既に、この全ての人達が、僕と同じ悲しみを経験する。
今までだったら、単に街の風景でしかなかったその一人ずつが、とても大きく見えた。
みんなずごいなぁ。がんばってるんだなぁ。
オカン、あれから何年掛かったけど、今でも僕は寂しいでたまらんよ!
何かちゅーて、いーつもオカン姿を思い出しよる。
もっと色んな話、したら良かった!色んなもん食わせてやれば良かった!
たくさん旅行させてやればよかったっち!いーつも後悔してから、涙が出よる。
いつでん出来たのに。何でせんかったやろか?
オカンの毎日は楽しかったんやろか?俺の方は相変わらずや。
仕事はちいっとましになりよるけど、まだどうなるか分からん。結婚もしとらん。相変わらずオカンが心配するような生活をしよる。
ばってんオカン、僕ももう少し、こっちで頑張るけん。見とってね!
今まで色々ゴメンね。そしてありがとうね。オカンに育ててもろうた事を僕は誇りに思うとるよ!
雅也「オカン!すごかねぇ!オカン?今日は天気がいいで良かったねぇ。」
主題歌に助けられ、ベテラン俳優さん達に助けられたドラマでしたね。
特に倍賞さん、泉谷さん、浅田さん、石黒さん辺りは見事でした。文句のつけようがない!
(倍賞さんに関しては”凄まじい”という表現が適切かも知れない。)
香椎由宇さんは違和感なく見れたので、それなりの実力があるのかなと思います。
そして個人的には、バカボン役の柄本祐くんが良い味を出していて良かったと…。
これで良いのか?いや、これで良いのだ!
追記:【参考:3/19(月)】
浅草ふくまる旅館…最終回10.3%、平均12.59%
月曜ゴールデン 映画「60セカンズ」…9.7%
SMAP×SMAP…20.4%
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