
兵庫県いなみの学園公開講座に参加してきました。
著名な海洋冒険家の堀江謙一氏(75.5歳)の講演です。
ソロセーラー・ヨットマンというのがすごいところです。
1962(S37)・・・第1回目太平洋単独横断航海に成功
小型ヨット「マーメイド号」は全長5.8m
西宮ヨットハーバーからサンフランシスコへ
「行ってきま~す」と言って、港から出るまでに
1時間以上かかった。
ごはんを海水で炊く。
ヨットの航海でありがたいと思ったことは、
日頃の新聞の配達。平穏なときは、ひたすら読書
読むものがなくなると包み紙や食品袋の活字を
むさぼり読む。
途中アメリカのUSライン パイオニアミンクス号
が接近してきた。その船長とカタコトで話した。
2か月半ぶりに人(アメリカ人)と会話した。
99日目に入港した。8月12日の日曜日
黄旗を出しての入港は、外国からであることの
し。検疫は「ねずみがいるかいないか」で終わった。
日本領事館で1か月世話になる。
23歳の日本の青年は3つの物を持っていなかったと
新聞に載る。
1 パスポート
2 ノーイングリッシュ
3 ノーマニー
頭髪が伸び放題だったので、散髪をしてもらった。
ノーマニーということを新聞で知っていたので、
散髪代はただで、主人が5ドルくれた。
日本領事館では記者会見が用意されていた。
1 身長は?
2 どうして航海したのか?の答えは「そこに海があるからだ」
と誤訳された。
ヨットは、海洋博物館へ寄贈した。
補修され年々きれいになっている。
日本への帰りについては、「うちの飛行機で」と
数社が名乗りをあげてくれた。
日本航空で帰途についた。
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