
「みなさん、遅れてきまして本当に申し訳ありませんでした。何を言っても言い訳になるので弁解はできません。本当に済みませんでした」 栗木さんが口火を切って挨拶をし、ようやく30分遅れで第3分科会は始まった。
『労使見解の精神で作る十四代目の経営指針』、という表題で60分の報告をする。30分の質疑応答と110分のバズセッション(グループ討論)、座長によるまとめ、と非常に密度の濃い時間が流れた。
栗木さんがマイクを取って謝辞を述べた。「本当に今日は申し訳ありませんでした。長時間に渡ったこの分科会もあっという間に終わったように感じています。高速道路のカーブを180キロで林田君と走り抜けた、そのスピード感のまま時間がたったようです」。会場から笑いが起きた。
全国からこの第3分科会に集まって下さった皆さん、本当に失礼をしました。私の話がどれだけお役に立ったかは分りませんが、暖かくご清聴いただいたお陰で精一杯の話は出来ました。これからも精進して我が社の経営に邁進します。本当に、本当に、ありがとうございました。
画像は左から、梼原さん、栗木さん、私、柳田さん。