ヤマガラまんぢう
ぼさぼさ・もふもふすぎてヤマガラに見えないヤマガラさん。
毛玉のよう。
んー毛玉に顔がのっているから… だるまさん?
鳥が遠くを見るときのまなざしに、はっとすることが よくあります。
雲の流れや陽の加減、空の色、風のゆくえ…
そうした天気の変化を見ているのかもしれないし、
単に虫を探しているのかもしれない。
でもそれだけではなくて。
その凛々しさ。
潔さ。
達観めいたものすらあるような気がする。
あの黒い澄んだ小さな眼に、
地上で右往左往しているわたしたちはどんなふうに映るのだろう。
…ヤマガラまんぢうがわいいーと思って書きはじめたのに
もふもふ毛玉の上の、真摯なまなざしを見たら いつもの感覚が過ぎって、
話が違う方向へ行ってしまった。
(よくありますが)
バードバスのそばの金木犀の木は
四季を通して葉っぱがたわわに茂っていて、
水浴びをしたあとの
まだ濡れた体の鳥たちが身を隠して羽づくろいをするのに打ってつけ。
木のなかでは、よくウグイスも囀っているのだけれど、
葉っぱが茂りすぎていて、どこにいるのかわからないくらい。
きょう、水浴びをするヤマガラを見ていると、
彼(彼女?)は わりと外縁の葉っぱが薄いところで羽をつくろいはじめて、
わたしから丸見えだった。
それはもう、時間と手間をかけた念入りなお手入れでした。
仕草がとっても可愛らしい上に、
あまりの一心不乱さと羽の乱れぐらいがおかしくて、くすくす笑っちゃった。
(ヤマガラってもともとファニーフェイスだと思うわたしです)
そして、
風切羽や体羽や足やお尻や、尾羽なんかをじっくり見られたのでした^^
あれだけ念入りにお手入れしていたところみるとオスかな。
メスにアピールするために美しい羽でいないとね♪
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