裏庭の
ハクセキレイ、
「ハク」
はじめは
ずいぶん白っぽくて
まだらっぽくて
過眼線もはっきりせず
別のセキレイ?と思った彼(彼女?)も
どうやら
ただ幼かっただけらしく
いまではすっかり
ハクセイキレイらしいお顔になりました。
えっ、くれるの?
...いやでもそれコオロギ?
…ううーん
ううううーーーんっ
いやもちろん
わたしに
コオロギを獲ってきてくれた
ワケじゃなくて。
でもくわえたまま
こっちを見るので
なんだか
わたしにくれるみたいで。
この後もちろん
自分で、
ぶんぶん振り回して
がっついて食べてました。
お腹いっぱいになると
ご自慢の羽を
見せびらかすハク
なんか言ってます。
コワイ顔
なんか文句言ってるのかな。
そうかと思えば
つぶらな瞳で
じ―――っと見つめてきて。
野鳥には
水場だけ提供していて
食べ物は
だれにも
なにも
用意してないないのですが…
なんで
そんなふうに見上げてくるの?
なんにもないよー
タキやお嬢もだけど
そんなふうに見られると
乾燥ミールワームとか
買いに走りたくなっちゃうよ!
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