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実家にあるこの鉢カバーを
なぜか天使だと思い込んでいて
コロナ禍で赴任先から帰国したときに
がーん!羽がない!
と、なぜか妙にショックだったわたしです。
羽ついてなかった?
と母にしつこく訊いてしまった。
でも、
翼なんてなくっても
赤ちゃんは天使みたいなものだなって
ふと思った。
それでこの子を天使だって思い込んでいたのかも。
この鉢カバーには
カポックの鉢植えが入っていたのだけれど、
しばらくどいてもらって
白い松ぼっくりを飾ってみました。
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アナポリスにいた頃は
クリスマス用に
毎年、白い松ぼっくりを作っていた。
漂白剤に漬けるんです。
たくさん拾いすぎたので、
ふとそれを思い出して
半分くらい白くしてみようという気になって。
わりときれいにできました。
これでクリスマスの飾りを作るはずが
なかなかそこまでいかない
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後ろの方に写っている赤いぽんぽんは
千日紅のドライフラワー。
去年、母が摘んだ花で
鮮やかさが薄れて
優しい、あたたかな色合いになっている。
今年の千日紅は最近やっと摘みはじめて
家のあちこちに吊るしています。
それで去年の千日紅の行き場がなくなり、
触るとぽろぽろ零れるし、
どーしよう?と思っています。
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1年以上たってもまだきれい。
吊るしてあった場所の日当たり具合で
色が微妙に異なっている。
ピンクだったり、朱色やオレンジっぽかったり。
大掃除で捨てられちゃうかも。
捨てるといっても、
庭の隅やツリーハウスのそばにばら撒く感じ。
来年、芽を出してねって思いながら。
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裏山から手折ってきたナンキンハゼの種。
とても大きな木で、
手が届かなくて
ぴょんぴょん飛び跳ねてやっとゲット。
もみの葉と一緒に
リースを作ろうと思っているのですが
やっぱり、なかなかその気になりません
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ナンキンハゼの実は
黒い皮に包まれていて、
それが爆ぜると真っ白く、輝くような種が現われる。
白鳥みたいな大変身。
この白い部分は蝋なんですね。
ロウソクの。
いつも思うけれど
自然って
ほんとうに不思議で、どこまでも美しい。
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