1月11日・・・20日ぶりの仕事からの解放となり何する事無く休日の1日が過ぎようとしていましたが
年に数回、事有るごとに、落合峠を越え六地蔵峠のある水の丸を通り半田に出るコースをたどる
事もあり、今回、大雪で被害があった大籐(三加茂)と八千代(半田)の集落周辺は如何だったのか?
そんな事が頭をよぎり、自分自身が住んでいる祖谷も人事では済まされないと言う事もあり
このようになった場合、連絡の手段、その他、
孤立化となった場合、どのような対応をして行かなければ
行けないか、考える上でも見ておきたいと思い、大雪の後の様子を見てみました。
今回、祖谷の里山は大きな雪害と言う被害には遭いませんでしたが、現場を見て思った事は
目の前に飛び込んで来る惨状では無かっただろうか!
興味本位では語れない災害という現状・・・・
そこはこれまでにも沢山のニュースでも紹介されて来た事も有りますが、雪害がもたらした
倒木の現状が今も残っていました。
今もこのような倒木が倒れ、当時の惨状を物語っている場所が沢山、残っている惨状
この事からも人事では語れない現場の様子が・・・ひしひしと伝わってきました。
四国の山地で、このような大雪になれば・・・まして自分が住んでいる祖谷の山里も一旦大雪となれば
このような事が起こりうるのでは・・・・今もなお、傷が癒えない災害の現状が、ここにはありました。
集落の様子を見て行く中、 杉の木が、ここまで酷い惨状となっている様子を見たのは私自身初めて、でした。
杉の木が折れるほどの雪が降る時期は3月頃に降る水分を沢山含んだ、シデ雪(祖谷ではこう言っています。)
が、樹木の枝に着雪し、その重みで樹木が倒木となったり枝が折れたりとするのですが
今回の惨状は山全体が、このような状態となり道路沿いに通された通信網や電力線を張っていたコンクリート柱の倒壊や
折れたりと言った事が起きた事により停電や通信障害、道路が複数の倒木により通行が出来なくなり
まして、1m前後の大雪ともなれば・・・(場所によっては1m越えの積雪があったのでは・・・)
人の動きを阻む事となり、孤立化を招いた! この事からも凄まじい災害の爪跡でした!
この事からも、今も残る倒木の残骸や引き換えられた電線が、物語って来るのは撤去作業の
困難さが伺え、大雪だけならば、除雪作業を行えば大半は数日もかかる事も無く作業が終わる所では無かったのかと
思われる場所でしたが、大雪に埋もれた倒木や電線などが複雑に絡み合い、困難な作業を強いられたと言う様子が伺えました。
(除雪を行いながら、倒木を掘り出し、なおかつ倒木に絡みついた電線を除きながら進む作業は困難を極めたのでは
無いかと思われます。)
(また、集落全体が、このような状態となると、如何にもならない状態では無かったかと思われます。)
また、今後も3月~4月にかけて水分を多く含んだ大雪となる可能性が無いとは言えない状態となる可能性もあり、
何処かで同じような事が起こら、無いとは言えない今回の出来事・・・
電線や通信をつかさどる、通信線などは仮設での引き換えの場所も多く降雪が無くなる時期を見計らって
倒壊した電柱の立替工事が本格化するのでは無いかと思われる場所も多々あり
大雪がもたらした雪害被害・・・山間部に住む者の一人として、今後も警戒と備えが必要なのではと
考えさせられた、現状でもありました。
杉の木、以外にも沢山の常緑樹や広葉樹も倒木となっていて、今回の雪害被害を物語っていました。
こちらは撤去されたガレキの山が、大雪被害の凄まじさを物語っていました。
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